使える表現(3) Just hear me out.(まあ、聞いてください。)

 自分の発言を遮られそうなときに「最後まで話を聞いてください」と言ったニュアンスで、このフレーズは使えます。今回の会話では丸富士課長はかなりエバンスさんの意見に反対していることがわかります。

 エバンスさんが今回のアイデアの理由を説明しようとしても、きっと丸富士さんが遮って「Well, but…」(いや、でも…)と言ってきそうな雰囲気ですよね。それを察知したエバンスさんはすかさず、このフレーズで丸富士さんを黙らせました。ディスカッションが過熱して、どうしても発言を遮られたくない時に使ってみてくださいね。

使える表現(4)Your salespeople know exactly what customers want. (営業部の社員は顧客ニーズをよく知っています。)

 この文の「what customers want」は中学・高校でも登場した関係代名詞と呼ばれるものです。関係代名詞whatを使うと「~するもの」というように使えます。今回は「customer(顧客)がwant(欲しい)もの」という意味で「顧客のニーズ」と訳されています。

 「exactly」は「正確に」「ちょうど」「ぴったり」といった意味なので、「営業担当は顧客が欲しいものを正確にわかっている」という意味になります。「その通り!」「まさに!」といったニュアンスの相槌で「Exactly.」と使えます。

使える表現(5) R&D is severely understaffed.(研究開発部門はたいへんな人手不足です。)

 「厳しい」といった意味で日本語でも「シビアだな~」ということがありますが、それと同様に今回の「severely」は「厳しく」「ひどく」といった意味です。かなり強調したいときに使える単語です。

He was severely injured in the accident. (彼は事故で重傷です。)

The weather was severely cold. (厳しい寒さだった。)

 このように、なかり「シビアな」ニュアンスを表したいときに使います。この文では人手不足を表す「understaffed」の前に使われていますが、人手が全く足りていない危機的な状況が伝わってきます。

使える表現(6) I have to admit that this recommendation surprises me. (あなたの提案にはほんとうに驚かされます。)

 「admit」は「認める」という動詞ですが、「I have to admit ~」で「認めなければならない」という意味になります。「surprise」はよく「I am surprised」といったように「be surprised」という受動態で使われます。今回は受動態ではなくそのまま「the recommendation(その提案)」が主語となり「surprise me」(私を驚かす)となっています。

 「I have to admit」(認めざるを得ない)と少しかっこつけたトーンで話していますが、今回の会話の冒頭から丸富士さんは必要以上に驚き(そして反対)の感情をエバンスさんにぶつけていますよね。きっとエバンスさんは「そんなこと言わないでもわかってますよ…(笑)」と心の中で思っているかもしれませんね。

声に出して練習してみましょう!

 今回も沢山のフレーズが出てきましたね。ではぜひいつでもフレーズが使えるように、声に出す練習をしておきましょう!①会話文の音声の確認、②音声とともに音読(オーバーラッピング)、③気に入ったフレーズを何度も自然に言えるまで音読――してみてください。反射的に言えるようになるまで練習をしてみてくださいね。

You never know until you try! (挑戦してみるまで、わからない!)

 それでは次回も楽しみにしていてくださいね。

See you next time!