免疫細胞エンジニアリングを開発

 仏Cellectisは、免役細胞エンジニアリングという新しい分野の治療方法を開発するフランス企業だ。こちらも既に上場企業だ。ここ2年の間に、イギリスで治療の手だてがない2人の乳幼児の白血病の治療に成功したことで注目されている。同社は安いガン治療を可能にすることを目指しているという。

ディープラーニングで医療診断

 医療の中で、放射線技師はAIに取って替わられる率が高いと言われているが、まさにその手の技術を開発しているのが米Enliticだ。サンフランシスコのスタートアップで、ディープラーニング(深層学習)を利用して、レントゲンから医療診断を早く、正確に行えるようにする技術を開発している(関連記事:ディープラーニングの肺がん検出率は人間より上、スタートアップの米Enlitic)。

 ただ、レントゲンによる医療診断は最初のステップで、今後はさまざまな医療画像、研究データ、医師のノートなどからも学習し、多種の診断や治療のアドバイスができるようにするという。こうなるとレントゲン技師だけではなく、医師もAI技術で置換されそうだ。理想は、技師や医師がこうした技術にサポートされて、より人間的な診断や治療をしてくれることだろう。

 上記は「スマートな会社」リストのほんの一部だが、これらの会社のアプローチを読んでいるだけで、世界と技術がどんどん進化しているのを実感するのだ。