イベントでPhab 2 Proを発表したLenovo Computing Business GroupのJeff Meredith氏は、「3D空間認識技術は、GPS(全地球測位システム)の次を担う技術だ」と指摘する。スマホにGPSが搭載されることで、ユーザーは地図中における自分の位置をいつでも確認できるようになった。今後は3D空間認識技術によって、ユーザーはGPSよりも高い精度で屋内における位置を把握したり、周囲の状況を把握したりできるようになる。「3D空間認識技術は、スマホの使い方を大きく変える存在になる」(Meredith氏)。

スマホ背面に取り付ける周辺機器「Moto Mods」

 Lenovoは今回のイベントで、薄型スマホの「Moto Z」とMoto Z用の周辺機器の仕組み「Moto Mods」も発表している(写真5、6)。Moto Modsはスマホの背面にカバーのような周辺機器を取り付けることで、スマホの機能を拡張できる仕組み。これもスマホの使い方を大きく変える可能性がある。

写真5●Moto ZとMoto Modsの周辺機器
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写真6●Moto Modsを取り付けたMoto Z
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 Moto Modsの周辺機器は、磁石を使ってMoto Zに取り付ける。Moto Zの背面下部には、磁石や接続用の端子などが搭載されている。スマホと周辺機器を接続するプロトコルなどは非公開だが、周辺機器を開発するサードパーティー向けには開発キットなどを提供する予定だ(Moto ModsのWebサイト)。

 Lenovoは2016年夏に、まずは米国でMoto Zを発売する。日本での販売も予定する。本体と同時に、最大70型の画面を投影できる小型プロジェクター「Moto Insta-Share Projector」(写真7)や、外付け型スピーカーの「JBL SoundBoost」、外付けの大容量バッテリーといったMoto Modsの周辺機器も発売するという。

写真7●小型プロジェクター「Moto Insta-Share Projector」
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