また別の小売店は、意外なプレゼントをお勧めしてきた。それは「世界自然保護基金(WWF)への寄付」(写真3)。筆者が「今は動物は飼えませんよ」と話していたのを手掛かりに「奥様が今すぐかわいい動物を飼うのは無理とのことですが、それならば代わりに、奥様がかわいい動物を保護してみるのはどうでしょう」という“売り込み文句”を送ってきた。WWFに250ドルを寄付すると、ナマケモノのぬいぐるみなどが手に入るとのことだった。

写真3●Operatorアプリの画面
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 なかなか面白い提案があったので、筆者はさらに買い物コンシェルジェを試してみることにした。「Catbirdの指輪みたいな、かわいいピアスやネックレスはありませんか?」。そういうメッセージを送ったところ、今度はCatbirdブランドのイヤリングやネックレスを推薦してきた(写真4)。

写真4●Operatorアプリの画面
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 妻に相談したところ、Catbirdのイヤリングがご所望とのことだったので「I'll take it(これを頂戴)」というボタンをタップ。Operatorアプリ内の画面で住所やクレジットカード情報を入力すると、注文完了である。

注文内容の修正もチャットで

 ところがここで一つ、問題に気付いた。実はCatbirdのイヤリングは1個での販売だったのだ。欲しいのは2個。あわてて「Catbirdのイヤリングをもう1個下さい」と送った。するとすぐに返事があり、注文内容が2個に変更された(写真5)。

写真5●Operatorアプリの画面
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 通常のECサービスであれば、ここで注文完了の電子メールなどが届くところだが、Operatorの場合は、注文完了のメッセージがアプリ内で届くだけである。商品の到着予定なども、メッセージとして送られてくるだけ。チャットだけで全てが完結するという仕組みは徹底していた。