写真3●Amazon Tap
出典:Amazon.com
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 Amazon Tap(写真3)は、「Alexa機能付きの携帯スピーカー」という位置付けだ。Echoよりも一回り小さい。よくアメリカのオフィスでみんながコーヒーを入れて飲んでいる「サーモスカップ」のくらいの大きさで、片手に収まる。早速Amazon Tap用キャリーケースを売り出した会社もあるようだ。

 Amazon Tapをピクニックや屋外パーティーに持って行けば、スマホの音楽をBluetooth経由で再生できる。Amazon TapがWi-Fiにつながっていれば、Echoと同様にAlexaを利用できる。電池の持続時間は9時間。昔、大きなラジカセを持ち歩いていた人々がいた。Amazon Tapはその現代版と言えそうだ。値段はEchoよ50ドル安い129.99ドルだ。

家中どこでも「Alexaと一緒」

写真4●Echo Dot
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 Echo Dot(写真4)はもっと安くて89.99ドル。Echoと同じ半径だが、高さが3.8センチとぐっと低くなり、小さな円盤という格好だ。その分スピーカーの性能は落ちている。Alexaの声は再生できるが、音楽を本格的に再生する場合は、既存のオーディオシステムなどに接続するのが望ましい。

 Echo Dotは小さくて安いので、自宅内のあらゆる部屋でAlexaを使いたい場合に向いている。例えばベッドルームであれば、Echo Dotをオーディオシステムに接続して、目覚まし代わりに音楽を再生するよう頼んだりすればよいだろう。目が覚めたらベッドの中からAlexaに「今日の予定は?」と聞いたり、Uberの配車を頼んだり、「Amazon.com」での買い物を頼んだりといったシナリオが思い浮かぶ。

 GoogleもAmazon Echoの競合製品を開発中と噂されている。Echoの開発チームは「Lab126」といい、そのオフィスは米サニーベールにある。米マウンテンビューにあるGoogleのオフィスとは目と鼻の先だ。「ポストスマホ」の座をかけた家庭用AI機器の開発競争が、シリコンバレーで始まっていると言えそうだ。