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シリコンバレーNext

完結
169回
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MSのクラウド売上高がAWSを上回る?
パブリッククラウドの競争がますます激化している。米IT大手が発表した17年10~12月期決算では、米Microsoftのパブリッククラウド事業の売上高が米Amazon.comのそれを上回り、米IBMの同事業も年間100億…
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ハードウエア起業、シリコンバレーで増える理由
シリコンバレーで近年、ハードウエアを開発するスタートアップが増えている。ハードと言ってもIT機器やデジタルガジェットではない。調理家電のような生活を便利にするハードを開発するスタートアップが注目を集めている。
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パナソニックがシリコンバレーの工場で作るもの
パナソニックが2017年に、新しい「工場」を米シリコンバレーに開設したのをご存じだろうか。同社が「Panasonic β」と呼ぶ新組織は、パナソニックによる「イノベーション量産化のマザー工場」と位置付けられている。
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量子コンピュータのスタートアップが続々
テクノロジーの進歩はスタートアップが牽引する――。近年のIT業界における傾向は、量子コンピュータ分野にも当てはまる。米国やカナダでは量子コンピュータのスタートアップが次々と現れ、大手IT企業に負けじと独自のハードウエア開…
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Googleの最新スマホPixel 2をレビュー
米グーグルの最新スマートフォン「Pixel 2」は日本での発売が未定のため全く注目されていないが、SIMカード要らずの「eSIM」や画像認識AI(人工知能)である「Googleレンズ」など、スマホの未来を感じさせる1台だ…
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「量子超越性」に突き進むGoogleの野望
「2017年12月下旬から『量子超越性』の実証を開始する」――。米Googleと米カリフォルニア大学サンタバーバラ校で量子コンピュータの開発を率いるJohn Martinis氏はそう力説する。量子コンピュータに注ぐGoo…
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量子コンピュータを何に使うか、VWやGSが明かす
欧米の有力企業が量子コンピュータのビジネス活用を本格的に検討し始めている。米シリコンバレーで開催された「Q2B Conference」には、独Volkswagen(VW)や米Goldman Sachs(GS)、欧州Air…
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AWSが米国で起こした二度目の「CIAショック」
金融業を含む民間企業が業務システムをパブリッククラウドサービスの「Amazon Web Services(AWS)」で運用するのは、日本でも既に当たり前になった。日本の先を行く米国では、政府機関の業務システムのAWS移行…
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AWSはなぜAIやブロックチェーンに冷たいのか
米Amazon Web Services(AWS)の年次イベント「AWS re:Invent」では、競合のイベントではよく耳にする「AI(人工知能)」と「ブロックチェーン」という2つの単語を聞くことがない。その理由を米A…
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AWSが新しいEC2基盤、Nitroの正体
米Amazon Web Services(AWS)が仮想マシンサービスAmazon EC2のインフラを全面刷新していた。新インフラ「Nitro」は自社開発した専用ASICを採用することで、ネットワークやストレージの性能を…
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クラウドが変えた米ITベンダーのビジネス戦略
米国のITベンダーで、顧客サポートこそが最強の営業活動なのだという認識が広がっている。クラウドの普及によってITベンダーのビジネスが従来の「売り切り型」から「サブスクリプション(購読)型」へと変化したことが背景にある。
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小型ロボットでも感情AIや画像認識を実現
米カーネギーメロン大学出身のロボット研究者が開発した玩具ロボット「Cozmo」が話題だ。子供だけでなく大人、特にAIやIoTに興味がある技術者や研究者も注目している。日本でも2017年9月にタカラトミーが販売を始めた。
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GEにスタートアップを売却した日本人女性の人生
米GEのデジタル事業部門、GE Digitalに買収された日本生まれのIoTスタートアップがある。社名はIQP Corporation。イスラエル人の夫と同社を起業したカプリンスキー真紀氏は「日本の起業家はもっとグローバ…
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アップル出身者が作るAI調理家電
シリコンバレーでは今、調理家電の世界でもAI革命が進行中だ。米Juneが販売する「June Intelligent Oven」は米NVIDIAのGPUを搭載し、ディープラーニングベースの画像認識AIが食材の種類や焼き加減…
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衛星写真で景気が分かる
衛星写真を解析することで、原油生産量や小売業の客足などをいち早く割り出す――。米国の投資家はSF映画のような手法を駆使して投資判断をしている。彼らが頼るのはシリコンバレーのAIスタートアップ、米Orbital Insig…
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ディープラーニングにもセキュリティ問題
ディープラーニングにもセキュリティ問題が存在する。データからルールを導き出す「訓練」に使用するデータに不正なものを紛れ込ませたり、認識に用いるデータにある種のノイズを加えたりすることで、AIに誤検出させようとする。
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Salesforceが研修プラットフォームを発表
米Salesforce.comが、従来とはかなり異なるPaaSを発表した。従業員の教育・研修プラットフォームである「myTrailhead」だ。「第4次産業革命を起こすイノベーターを育てることが狙い」と語る。
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インフラは怪物級? マイクロソフトのAzure
メモリーを4テラバイト搭載するモンスターマシン、バックアップ専用の巨大ストレージ――。米マイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」の内部は、従来型のデータセンターとは大きくかけ離れた姿に進化してい…
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GEの新CEO、前任者の産業IoT路線は継続
「経営者の80%が産業IoTは重要だと認識しているが、実際に取り組んでいる企業は8%に過ぎない。産業界の『デジタルギャップ』を解消する」。米General ElectricのJohn Flannery会長兼CEOは年次カ…
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秘密主義のアップル、AI研究ではオープン化へ
内部の動きが分からない秘密主義――。そんな米アップルが「オープン」へと変わろうとしている。2017年から社内のAI(人工知能)研究者が社外に研究成果を公表することを認めただけでなく、シリコンバレーの著名AIシンポジウム「…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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