日本人の美術好きは、世界の水準をはるかに超えている。
 ニューヨークの近代美術館に行っても、パリのルーブル美術館に行っても、東京で日常的に開かれている美術展ほど混んでいることはめったにない。東京の美術展で絵画を堪能するのは大変なのだ。
 でも、見所とポイントを教えてくれる「あなたのキュレーター」が居たら、どうでしょう。
 「あーとカフェ」では、「日経アート」編集長を務めた美術ジャーナリストの小川敦生氏が、現在開催中の美術展で見ることができる珠玉の作品をご紹介します。
 あなたの知らなかった“目から鱗が落ちる”作品に出会えるかもしれません。