トライアスロンは水泳・自転車・ランニングの3種目を連続して行う長距離スポーツで、1970年代に誕生してから欧米を中心に急成長。自ら競技する「参加型スポーツ」としての人気を集めています。この連載では、多くの人を引き付けるこのスポーツについて、ビジネスパーソン目線で解説していきます。
新型コロナウイルス禍の終わりがようやく見えてきたようです。「全国旅行支援(全国旅行割)」が一部の地域を除き今週から始まったことが象徴するように、これまで抑えてきた行動エネルギーを解放する時期が来ようとしています。あなたにはこの2年以上の間、やりたかったけど我慢してきたことはありますか。スポーツはそんなチャレンジ対象の1つではないでしょうか。
この連載では、チャレンジを愛する大人の間で人気が続くトライアスロンについて、ビジネスパーソン的な視点で取り上げます。トライアスロンはスイム(水泳)・バイク(自転車)・ランニングの3種目を連続して行うスポーツです。1970年代に米国で生まれ、2000年シドニー五輪から競技種目に採用されるなどエリートスポーツとして発展してきた一方で、一般の人たちの間で自ら大会に参加し競技する「参加型スポーツ」としての人気を集めています。
あなたの周りにもいませんか? 忙しい立場なのに朝から水泳にいそしみ、終業後には皇居などを走り、週末に自転車で何キロ走ったとうれしそうに話すような人たち。もっと楽な趣味だってたくさんあるのに、わざわざ体力も精神力もたくさん消費するトライアスロンを楽しんでいます。
「多忙なのになぜトライアスロンにハマるの?」「そもそも何が楽しいの?」――そんな疑問をひもといていきましょう。

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