誰もあなたに「自己肯定して」なんて求めていないの

 自己肯定感の低い人から見ると、強く生きている人がうらやましいと感じるかもしれません。でも、強い人って、自分軸で生きているだけなんですよ。

 どんな家庭に生まれても、どんな状況にあっても、命ある限り、人は自分の力で歩いていくことができます。自分の意志で、選んでいいんです。

 今回は自己肯定感を高める練習についてお伝えしましたが、自己肯定感が低くたって別に問題ないんですよ。「自己肯定感を高くしろ」なんて、誰もあなたに求めていません。自己肯定感が高くなきゃいけないという考え方自体が、自己肯定できていないってことだと思います。

 ただ、1つ言えることは、自分軸で生きた方が楽なんです。自分でコントロールできない他人軸で生きるのは、苦しい。人のせいにするのは、楽なように見えて、結果的にはつらいことですから。

 もし自分の気持ちが分からなくて苦しい、自信が持てずに苦しいと思うのであれば、今回紹介した練習をしてみてください。でも、くれぐれも無理は禁物です。ヨガのポーズと同じで、気持ちのいいところで止める。これを心がけてくださいね。

取材・文=尾越まり恵

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