「話がうまく伝わらない」「何を書いたらいいのだろう」。多くのビジネスパーソンは話し、書き、考えることに日々悩んでいる。その悩みに共通する原因は発想の「順番」だ。
(写真:PIXTA)
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 書店に行くと、ビジネス関連の本がたくさん並んでいます。

 たぶん、その一角には「話し方」「書き方」「考え方」についての本が山積みにされているはずです。多くのビジネスパーソンは、話し、書き、考えることに悩んでいるのでしょう。

 「話がうまく伝わらない」「何を書いたらいいのだろう」「良い発想が浮かばない」――。そんな悩みに共通する問題とは何なのか?そこが、「クリエイティブの作法」の入り口となります。

写真撮影でわかる、あなたのクリエイティブ作法

 まずは以下のワークをやってみましょう。

Question1 京都の大火事

4日前に、京都でとてつもなく大きな火事がありました。

  • ・たくさんの寺社仏閣が焼失してしまいました
  • ・煙や火に巻き込まれて、住人・観光客が何人も死亡しました
  • ・病院には、火傷を負った重傷者が搬入され続けています
  • ・街には迷子、その子供や家族を探す人があふれています
  • ・交通・流通網が崩壊し、食事や衣料品などが欠乏しています

あなたは、京都に住んでいます。火災発生から今まで、ずっとこの惨状に向き合ってきました。手元には高性能なカメラがあります。そのカメラで、決定的瞬間を取るチャンスが何度もありました。

さて、今あなたは、どのような写真を撮って、新聞社に送りますか?

下記のシートに、タイトルや写真の構図などを書いてみてください。

(写真:123RF)
(写真:123RF)
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 みなさん、どのような図案になりましたか?

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