不況、後継者不足、時流の変化。経営者が抱える悩み。煩悶(はんもん)するなかで、悟りを得ることは仏教の教えとも密接につながります。福厳寺住職の大愚和尚が、お釈迦様の教えを紹介。毎回テーマに基づき、会社経営をする方々に向けた読む説法を展開します。 (写真:PIXTA)
シリーズ
大愚和尚の「読む経営説法」

完結
4回
-
仏教から学ぶ 部下を褒めるべきか叱るべきか
よく経営者から質問される「社員や部下を褒めたほうがいいのか、叱ったほうがいいのか」。この問題を考えること自体が、大きく的を外していると言えるかもしれません。お釈迦様の叱り方から、このことについて考えてみましょう。
-
老いや死の恐怖 向き合い方をある人魚伝説から考える
答えなき悩みの一つとして、「老いや死」との向き合い方があります。どんなに成功して権力を得ても、悩んでしまうその事象。ある不老不死の昔話を軸に、人間の「生への渇望」に対する向き合い方を考え直してみませんか。
-
曖昧な「やさしさ」では、経営者は決して成功しない
成功する経営者と失敗する経営者。両者の間にはある違いが存在します。それは、明確な「やさしさ」を持つか否か。定義の難しいやさしさについて解説していきます。
-
読む説法・大愚和尚が語る 「嫉妬の手放し方」
佛心宗大叢山福厳寺住職の大愚和尚。お寺で活動する傍ら、事業家、作家・講演家、セラピスト、空手家という異なる5つの顔を持ち、「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶。初回は「経営者の嫉妬」をテーマに語ってもらいます。
おすすめのシリーズ
-
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
-
徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
-
クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
-
不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
-
菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
-
1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
-
10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
-
河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
-
ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
-
大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
-
グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
-
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
-
ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
-
テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
-
70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回