たった3つを変えるだけ

 今回は、3人のビジネスパーソンに、60分のウオーキングレッスンを受講してもらった。

受講生は、写真左から、人材育成コンサルタントの瀬越敏弘さん、生命保険の営業職、穂苅祐介さん、展示会を主催する会社の営業職、関 雄大さん。3人とも、スーツで人前に出る機会の多い仕事に就いている(写真=稲垣純也)
受講生は、写真左から、人材育成コンサルタントの瀬越敏弘さん、生命保険の営業職、穂苅祐介さん、展示会を主催する会社の営業職、関 雄大さん。3人とも、スーツで人前に出る機会の多い仕事に就いている(写真=稲垣純也)

 WALK&WALKのメソッドは、シンプルなのが特徴。ポイントは次の3つだ。

(1)目線を上げる

 自分の目よりも15度ほど上を見ることを意識する。パソコンやスマートフォンの利用などによってストレートネック(アーチ状の首の骨が真っすぐになる状態)になり、頭が肩よりも大幅に前に出てしまうことで猫背に見える人も、目線を上げるだけで頭を正しい位置に戻すことができる。

 「歩き方で最も大事なのは目線。目線が下がると首だけでなく、肩や腰にも負荷がかかり、可動域が狭くなる」と石川さん。目線を上げると正しい姿勢になり、自然と歩幅が大きくなる。

レッスンのはじめに普段通りに歩いてもらうと、3人とも目線が下がり、うつむきがちだった(写真=稲垣純也)
レッスンのはじめに普段通りに歩いてもらうと、3人とも目線が下がり、うつむきがちだった(写真=稲垣純也)
目線を上げて歩くと、同じ距離でも歩数が0.5~1歩減った。歩幅が広くなったためだ。堂々と歩いている印象を受ける(写真=稲垣純也)
目線を上げて歩くと、同じ距離でも歩数が0.5~1歩減った。歩幅が広くなったためだ。堂々と歩いている印象を受ける(写真=稲垣純也)

(2)大股で歩く

 目線を上げるだけで自然と歩幅が大きくなるが、さらに大股で歩くことを意識する。

 「歩幅は若さのバロメーター。広いほうが若く見えますよ!」(石川さん)

(3)片足で立つ

 歩くときは、片足で立つことを意識する。着地のときは、足裏全体で地面を踏みしめる。

両肘を腰に置き、膝を伸ばして片足で立つトレーニング。つま先が上がりすぎると着地時にかかとへの衝撃が強くなる可能性があるので注意が必要(写真=稲垣純也)
両肘を腰に置き、膝を伸ばして片足で立つトレーニング。つま先が上がりすぎると着地時にかかとへの衝撃が強くなる可能性があるので注意が必要(写真=稲垣純也)

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