解決の糸口が見えないままに対立を深める米国と中国。新たな冷戦ともいわれる両国の対立はなぜ起こり、どこに向かっていくのか。トランプ政権下で国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めたH・R・マクマスターの著書「戦場としての世界」(日本経済新聞出版)の出版を記念し、国際政治学者で東京大学東洋文化研究所の佐橋亮准教授と、北岡伸一・東京大学名誉教授が米中対立の変容の歴史とこれからを語る。(写真:Shutterstock)
シリーズ
米中対立の変容を読む

3回
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米国か中国かの二者択一ではない「西太平洋連合」構想とは
新冷戦で塗り替えられる世界地図。日本の外交は何を見て、どこに進むべきなのか。国際政治学者で東京大学東洋文化研究所の佐橋亮准教授と、北岡伸一・東京大学名誉教授が特別対談で激論を交わす。
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米国を覆う「戦略的ナルシシズム」の闇
解決の糸口が見えないままに対立を深める米国と中国。新たな冷戦ともいわれる両国の対立はなぜ起こり、どこに向かっていくのか。第2回は世界の警察を自負してきた米国の戦略的ナルシシズムを追う。
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冷戦以上に難しい根本的対立
解決の糸口が見えないままに対立を深める米国と中国。新たな冷戦ともいわれる両国の対立はなぜ起こり、どこに向かっていくのか。まずは対立が生まれた原点を探ってみよう。
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全8回