交流も一つの旅の目的に

(4)交流サポート型

 新型コロナウイルス禍以降、遠距離の移動をしないワーケーションのニーズもあります。そんな中、人気が集まっているのが、居住地近くのホテルに泊まる「ステイケーション」と呼ばれるワーケーションです。東京都麻布十番にある「THE LIVELY 東京麻布十番」は、開放的なロビーが広がっており、仕事やだんらんの場として活用されています。

コミュニケーションが自然に発生するロビーエリア (写真=HafH提供)
コミュニケーションが自然に発生するロビーエリア (写真=HafH提供)

 ロビーでひときわ目立っているのが手前のビリヤード台ですが、このビリヤード台は、滞在者が自然に交流できる“仕掛け”として設置されたそうです。

 そのほか、滞在者同士の交流が生まれやすいのはコリビング型の宿で、リピーターが多いのが特徴です。「HafH Nagasaki SAI」は、1階にカフェ、2階はコワーキングスペースとミーティングスペース、3階はキッチンや共同スペースがあるコリビングスペースになっています。1泊でも長期でも滞在できるため、地元になじんでいる長期滞在者がワーケーションで来訪された人との懸け橋になっています。

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