新規株式公開(IPO)が活況を呈している。国内では、東京プロマーケットを除いた年間のIPO件数が2021年に100社を超えた。07年以来で14年ぶりだ。大きなステップを越え、満を持して上場する企業。だが、その後も成長できる企業はほんの一握り。なぜ上場後に成長が止まってしまうのか。そこには、構造的な課題と、上場企業経営ならではの難しさが存在した。上場ゴールとも呼ばれる壁の越え方について、大きくビジネスを拡大した企業の幹部を取材し、成長のキーとなるポイントを探る。(写真:Shutterstock)