自動車産業を大きく育て上げたヘンリー・フォード。彼は数々の名言を残している。その中でも「不潔な工場に善良な工員なし」はよく知られている。優秀であれば、職場環境が汚くても問題ないと考えがち。だが、整理された職場でなければ、良い働き手は生まれない。そして良い働き手になりたいなら、職場環境は整えておくべきだという考え方だ。

 そうとなれば、この名言にならって、自宅や職場の仕事スペースの整理整頓を心がけたいもの。とはいえ、デジタル機器を使わざるを得ない時代において、どうしても机の上は雑然としがちだ。とくに、元凶となるのは各種のケーブル類。あなたの机の上はケーブルで乱雑な状態になっていないだろうか。

 パソコンならAC電源のケーブルやディスプレーとの接続に使うHDMIケーブルなどが必要だ。スマートフォンでは充電やデータ転送用にLightningケーブルやUSBケーブルを使わなくてはならない。モバイルバッテリーの充電にもケーブルは必要だ。

 しかもUSBケーブルは、Type-A、Type-Cなど機器によって使う種類が複数ある。ちょっと前の機種や機器の種類によってはMicro USB Type-Bケーブルも使われる。さらにはケーブルの両端にあるコネクターの形状が異なった組み合わせになることが多い。それだけに、用意しなくてはならないケーブルが多くなってしまう。変換アダプターでコネクターの形状違いに対処する方法もあるが、急速充電に対応していないとか、時には熱を持って危険なことになるなど、不都合なことも少なくない。

 今回は、そんなケーブルに悩まされる人へ「Anker Magnetic Cable Holder」をお薦めしようと思う。

Anker Magnetic Cable Holder 販売元:Anker Japan 実勢価格:1700円程度
Anker Magnetic Cable Holder 販売元:Anker Japan 実勢価格:1700円程度

 使い方は至ってシンプル。マグネットを内蔵した板状のケーブルホルダー「ベースプレート」と5つのマグネットクリップがセットになっており、クリップにケーブル(推奨サイズは3.5ミリメートル以下)をはさみ込んで使う。

マグネットクリップの切れ目にケーブルをはさみ込む。メーカー推奨サイズは3.5ミリメートル以下のケーブル。著者が試したところ、ギリギリ4ミリメートルまでは挿入できた
マグネットクリップの切れ目にケーブルをはさみ込む。メーカー推奨サイズは3.5ミリメートル以下のケーブル。著者が試したところ、ギリギリ4ミリメートルまでは挿入できた

 クリップの底面には鉄が入っており、マグネットを内蔵したケーブルホルダーにホールドされるようになっている。マグネットはそこそこ強力で、それなりに自重のある太めのケーブルでもケーブルホルダーからはずれることはなかった。

左からMicoro USB Type-B、Lightning、USB Type-C、HDMI、USB Type-A。一度設置すれば、使いたいケーブルをすぐに見つけられ、フラストレーションから解放される
左からMicoro USB Type-B、Lightning、USB Type-C、HDMI、USB Type-A。一度設置すれば、使いたいケーブルをすぐに見つけられ、フラストレーションから解放される

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