2021年の締めくくりに向けて、飲食店も今年最後の繁忙期に突入した。仕事納めを迎え、その流れから少人数での納会や、早めの時間にお店に足を運ぶ人たちも多そうだ。

 その一方、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」の市中感染が都内でも確認された。じりじりとまた感染者数が増えてきているのも心配だ。私も気を引き締めていきたい。

 年内ラストは、日本三大美味鶏のひとつである秋田比内地鶏の焼き鳥や絶品の親子丼を堪能できる「本家あべや 神楽坂店」だ。大手外食グループのような資本力や体力はない。2年近く続く新型コロナウイルス禍をどうやって生き残ってきたのか。そこにはパンデミック(世界的流行)によるパラダイムシフトを受けた「逆転の発想」があった。

 場所は大人の街、東京・神楽坂。JR飯田橋駅から神楽坂通りを上がっていき、神楽坂仲通りを右に曲がると、見落としてしまいそうな、風情がある細い坂道がある。その道を進んで行くと、右側に導線空間がある本家あべやにたどり着く。徒歩5分程度だ。

 「神楽坂あべや」「秋田県比内地鶏生産責任者の店」の大きな看板が目印だ。店内にちょうちんは見えるが、外観は焼鳥屋とは思えないモダンな造りだ。お店は1階と地下1階の2フロアで席数は62。1階はカウンター席とテーブル席、半個室で構成。地下1階は個室やテーブル席だ。照明を抑え、落ち着いた雰囲気でゆっくりくつろげる。