カタールでは中東初の「2022 FIFAワールドカップ」が開催中。日本代表が初戦、強豪のドイツを逆転勝ちで打ち破り、「ドーハの歓喜」で日本中が沸いた。明るいニュースが少なかった日本にとってサムライジャパンの大躍進は、大きな経済効果を生み出し、飲食業界にも大いなる恩恵をもたらすだろう。

八重洲に新商業施設が誕生予定 それに先立ち飲食店13店がオープン

モダンであたたかみがあるスタイリッシュなデザインの店舗
モダンであたたかみがあるスタイリッシュなデザインの店舗

 師走は飲食店にとって、1年のうちもっとも忙しい時期の一つだ。今年は全国旅行支援が実施されたり新型コロナウイルス感染症に関する水際対策が大幅に緩和されたりなどの効果で、飲食店を訪れるインバウンド(訪日外国人)の増加も期待される。それを見越してか、都内では新店のオープンが相次いでいる。

 2023年3月10日にグランドオープンを予定している商業施設「東京ミッドタウン八重洲」に先立ち22年9月17日、高層棟の地下1階に13店舗が一気にオープンした。地下2階に同時オープンした「バスターミナル東京八重洲」の利用者も見込んでいると考えられる。

 今回は、その中から立ち食いすし業態の「立食い寿司 根室花まる 東京ミッドタウン八重洲店(以下、東京ミッドタウン八重洲店)」をピックアップした。運営元は、都内や北海道で回転すし業態や立ち食いすし業態など27店舗を展開する、はなまる(北海道根室市)だ。

 「東京ミッドタウン八重洲店」は、東京ミッドタウン八重洲の高層棟の地下1階にあり、「バスターミナル東京八重洲」のチケットセンターの目の前に位置している。また、JR東京駅と東京メトロ丸ノ内線 東京駅ともに、八重洲地下街経由で行くことができる。

カウンターには、ゆったりひとりずつ安心して食べられるように、アクリルボードを設置している
カウンターには、ゆったりひとりずつ安心して食べられるように、アクリルボードを設置している

 お客さんが気軽に入れるよう正面入り口に扉や壁面はなく、カウンターが剥き出しになっており、一度に最大17人が立ち食いできる。また、店内のいたるところに設置された木札や黒板ボードには、おすすめのネタや限定メニューが掲示されている。

 店のイチ押しは、大きな半紙に墨汁で「鰊(にしん)のおいしさ この脂 とろにしん 190円」と書かれ、黒板には「花まるに来たら、名刺代わりにこれを食べて」というキャッチコピーで紹介されている「二階建てほたて」(370円、以下、価格は全て税込み)や、「道東(どうとう)獲れは、脂のりが違う。魚師が好きな魚」というキャッチコピーとともに書かれた「八角(はっかく)」(370円)。キャッチーな文言を見ると、つい頼みたくなる。

カウンター上の壁面には、黒板ボードが掛けられている。おすすめのネタなどがキャッチコピーとともに書かれており、「食べたくなる」雰囲気を盛り上げる
カウンター上の壁面には、黒板ボードが掛けられている。おすすめのネタなどがキャッチコピーとともに書かれており、「食べたくなる」雰囲気を盛り上げる
正面カウンターに向かって左側奥の壁面に設置された長い黒板には、おすすめのネタがまとめて書かれているので、見落とさずチェックを
正面カウンターに向かって左側奥の壁面に設置された長い黒板には、おすすめのネタがまとめて書かれているので、見落とさずチェックを

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