低価格でシャトーブリアンを堪能

 肉は群馬県・赤城山北西標高800メートルに位置する鳥山牧場から取り寄せ、年間約3600頭しか生産されない希少な赤城和牛や赤城牛を使用。赤身のうまみに定評がある赤城牛で勝負をかけた。同店の目玉メニューである「究極の赤城牛 シャトーブリアン」(100グラム2480円、以下すべて税込み)をはじめとするリーズナブルな価格設定は、実は原価ギリギリ。肉匠ならではの粋な心意気といえよう。

赤肉の王様部位でもあるシャトーブリアン。通常、高級ステーキ店では100グラムで1万円を優に超える
赤肉の王様部位でもあるシャトーブリアン。通常、高級ステーキ店では100グラムで1万円を優に超える

 シャトーブリアンとは、牛ヒレ肉の中でも中央部位のもっとも肉質がいい大腰筋(だいようきん)のことを指す。牛のヒレ肉は、肉全体から3%程度しか取れない高級部位として知られているが、シャトーブリアンは牛1頭からわずか600グラム程度しか取れないさらなる超希少部位だ。

 焼肉激戦区の赤坂でもシャトーブリアンを100グラム2480円で提供するのは、かなり安い。肉マニアにとっても、シャトーブリアンを2480円で食べられるのは驚きに違いない。バターをのせてじっくり焼いて肉のうまみを堪能するのがおすすめだ。

「親方」流のシャトーブリアンのうまい食べ方は、バターをのせてじっくり焼く方法。最高に美味だ。白米の上に肉をのせて食べる「オンザライス」も好評。小ライス(180円)、ライス(280円)、大ライス(380円)
「親方」流のシャトーブリアンのうまい食べ方は、バターをのせてじっくり焼く方法。最高に美味だ。白米の上に肉をのせて食べる「オンザライス」も好評。小ライス(180円)、ライス(280円)、大ライス(380円)

 メニューも充実しており、リーズナブルな一皿もある。例えばタンなら、「絶品上タン塩」(1430円)、味付けネギをたっぷり乗せる「ねぎタン塩」(1480円)、いい部位を厚切りにした「厚切り特上ワイルドタン」(2380円)、形は不細工だか、味は一流並みの「牛タン切り落とし」(980円)と4種類もある。

 またカルビなら、「中落ちカルビ」(880円)、「親方カルビ」(980円)、「上カルビ」(1480円)、「極上カルビ」(1880円)の4種類という具合だ。自分が食べてみたい肉のグレードを、懐と相談しながら選べるのがうれしい限り。ホルモンは、単価420〜550円という安さだ。

お店が推薦する「奇跡の赤城牛うまみロース」(980円、写真は2人前1960円)
お店が推薦する「奇跡の赤城牛うまみロース」(980円、写真は2人前1960円)

 ランチ営業もしており、一番人気は「奇跡 赤城和牛コンボ定食(和牛カルビ・上ロース・本日のオススメ・小鉢・サラダ・本日のスープ、ライス大盛り無料)」120グラム(1000円)。お昼からがっつり食べたいなら、「肉匠 牛タン和牛特上定食(牛タン、特上カルビ、上ロース、上ハラミ、小鉢、サラダ、本日のスープが含まれる。ライスは大盛り無料)」200グラム(2000円)が食べ応え抜群だろう。

 また最近、新メニューとして20食限定で「和牛ハンバーグ&焼肉定食(100グラムの和牛ハンバーグ2個、鳥焼肉60グラム、サラダ、スープが含まれる。ライスはおかわり自由)」(1500円)をスタートさせた。

ランチメニューの「和牛ハンバーグ&焼肉定食」。2個目のハンバーグはオンザライスをした後、卵黄を乗せて自家製出汁しょうゆをかけて食べる。東京・渋谷の「挽肉と米」にインスパイアされた「親方」流ハンバーグもチェックだ
ランチメニューの「和牛ハンバーグ&焼肉定食」。2個目のハンバーグはオンザライスをした後、卵黄を乗せて自家製出汁しょうゆをかけて食べる。東京・渋谷の「挽肉と米」にインスパイアされた「親方」流ハンバーグもチェックだ

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