過酷な現実とどう折り合いをつけるのか

 本人の実力に合った学校を受験をするのか、それとも、資金を投入して偏差値にげたを履かせ、より上位の学校に合格することを目指すのか。家庭の方針をしっかりと持ち、何のために受験勉強をするのか、繰り返しすり合わせていくべきだ。でなければ、課金競争はどんどんエスカレートしてしまう。

 上位校を志望することや大規模な塾に通うことは悪いことではない。競争することで、実力を伸ばしていける子どもも、もちろんいる。その一方で、いつの間にか親子ともに心身をすり減らし、「こんなはずじゃなかったのに」というボロボロの状況に陥ってしまう懸念もある。

 繰り返しになるが、塾通いの前に塾選びの方針をしっかりと確認し、その子ならではの受験のスタイルを貫くことが、幸せな中学受験につながる。

この記事はシリーズ「中学受験の道しるべ――目指せ!幸せな受験は何処に」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。