時代が変われば新しいキーワードが生まれる。知らないままだと、ちょっとした恥に繋がることも。そんな新たな時代を切り取る言葉をまとめたのが、日経HRが刊行する『日経キーワード2021-2022』。本書から一部抜粋して重要キーワードをご紹介します。

アドレスホッパー

 「ホッパー」は「飛び跳ねる人/移動する人」という意味で、自宅などの特定の住所(アドレス)を持たず、身のまわりの荷物だけを持って、シェアハウスや、サウナ・スーパー銭湯などに宿泊し、常に移動を続けて暮らしている人々のこと。

 近年日本に限らず世界的に増加傾向にある。カメラマンやデザイナーなどフリーランスの仕事で収入を得ているケースが多いが、テレワークなどを許可している企業の社員も存在する。住民票などは、実家や友人宅、企業の住所、レンタルオフィスなどにしておき、税金対策を行っていることが多い。

 全国各地を回って様々な地域と関係を持ったり、大勢の知り合いを作ることで町おこしなどに協力したりするなど、「帰れる場所」をたくさん持つことを目的としている人もいる。

 リクルートの調査では、2018年に複数の生活拠点を持つ人は国内に推計約17万人存在する。すべてがアドレスホッパーとは限らないが、20~30代を中心に、固定観念にとらわれない生活の仕方が生まれている。最近では、定額料金を支払えば全国の指定施設に宿泊し放題というサービスが登場している。

(本内容は、日経キーワード2021-2022発行時点(2020年12月)の内容になります。)
日経キーワード 2021-2022』(日経HR編集部)

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 就職、公務員試験、資格試験、昇進試験、入試、ビジネスなど、さまざまな場面で活用できる。巻頭カラー企画は、コロナ禍と技術革新で変わる近未来の様子を見通す「どう変わる? “新しい生活"」。巻末の「資料編」には日経ならではのミニ辞典として、「経済・金融」「国際」などの基礎用語をまとめた。

この記事はシリーズ「時代を切り取る日経キーワード」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。