時代が変われば新しいキーワードが生まれる。知らないままだと、恥をかくことも。そんな新たな時代を表す注目用語をまとめたのが、『日経キーワード2021-2022』(日経HR)。本書から一部抜粋して重要キーワードを紹介します。

2025年問題

 「2025年問題」とは、25年頃までには団塊の世代が75歳以上になり、人口の2割弱(約2200万人)を占めることで、医療・介護費用などが急増する問題。

 内閣府のデータによると、19年度は、年金や医療、福祉などを合わせた社会保障給付費が123兆7000億円で過去最高となった。そのうち年金は56兆9000億円で全体の約50%を占める。政府の推計では、25年には社会保障給付費が最大140兆6000億円、40年には190兆円にふくらむと予測。人数が多い団塊の世代が医療や介護を受ける側に回ることで、社会保障制度が行き詰まる恐れが出るのではと危惧されている。

 一方、高齢者が増えることで特別養護老人ホーム(特養)に入所できない状態の高齢者、「待機老人」が増加する懸念もある。厚生労働省が19年12月に発表した「特別養護老人ホームの入所申込者の状況」によると、特別養護老人ホームの入所申込者は約29万2000人。そのうち、入所の必要性が高い要介護4および5で、在宅の入所申込者は約6万1000人だった。

(本内容は、日経キーワード2021-2022発行時点(2020年12月)の内容になります。)
日経キーワード 2021-2022』(日経HR編集部)

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この記事はシリーズ「時代を切り取る日経キーワード」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。