時代が変われば新しいキーワードが生まれる。知らないままだと、恥をかくことも。そんな新たな時代を表す注目用語をまとめたのが、日経キーワード2022-2023(日経HR)。本書から一部抜粋して重要キーワードを紹介します。

有機EL

 有機EL(エレクトロルミネッセンス:Electroluminescence)とは、特定の有機化合物に電圧をかけると自ら発光する現象のこと。この発光現象を利用した照明やパネル(スマートフォン、テレビのディスプレーなど)が実用化されている。バックライトなしで自ら発光し、薄型・軽量・省電力なことが最大の特長だ。2014年7月、化学メーカーと産業技術総合研究所が共同出資する研究組織「次世代化学材料評価技術研究組合(CEREBA)」が、世界で初めて曲げられる有機EL照明の量産技術を開発した。

 現在、テレビ用の大型有機 EL パネルはLGディスプレー、スマートフォン用の小型有機ELパネルはサムスン電子と、これら韓国2社が世界の有機ELパネル市場の8割以上を占めており、中国と韓国の2カ国の計5社で全体の97.6%を占めている。

 日本においては、15年にソニーとパナソニックが有機EL開発部門を統合した会社、JOLED(ジェイオーレッド)を設立。20年3月期の売上高は18億円、最終損益は372億円の赤字となり資本金を1億円に減資した。完成した量産ラインによって21年、量産品の出荷が開始されたものの、かつて栄華を誇った日本は劣勢に立たされている。

※本内容は、『日経キーワード2022-2023』発行時点(2021年12月)のものとなります
日経キーワード 2022-2023』(日経HR編集部)

 時事・経済ニュースがみるみる分かるようになり、短時間でビジネスや社会の動きをつかめる。11テーマ、キーワードは500以上掲載。

 K字経済、SDGs、半導体不足、リスキリング、DX、宇宙ビジネス、脱炭素、ヤングケアラー、8050問題……。

 就職・転職、資格試験、公務員試験、昇進試験、入試、ビジネスなど、さまざまな場面で活用できる。

 幅広いテーマについて「よく耳にするけれども、うまく説明できない…」 そんな言葉の意味や背景が分かる。
1キーワードの解説をコンパクトにまとめ、定義や論点、「今」の状況を端的に押さえるのに最適。

 巻頭企画は激動の2021年を振り返り、未来を理解し生きぬくために重要な語を集めた「2021年の10大キーワード」。

 巻末「資料編」には日経ならではの「基礎用語 ミニ辞典」など、押さえておくと役立つ資料をまとめた。

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