時代が変われば新しいキーワードが生まれる。知らないままだと、恥をかくことも。そんな新たな時代を表す注目用語をまとめたのが、『日経キーワード2022-2023』(日経HR)。本書から一部抜粋して重要キーワードを紹介します。

ライドシェア

 ライドシェアとは、一般の運転手が自家用車を使って、配車アプリなどを介して出会った利用者を有料で目的地まで送迎するサービスのこと。次世代移動サービス「MaaS(マース)」を構成する交通手段の1つで、米国や中国、東南アジアで急速に普及している。ライドシェアを代表する企業がウーバー・テクノロジーズ(Uber Technologies, Inc.)だ。2009年に米国で創業、スマートフォンのアプリを利用したライドシェアの仕組み(配車サービス)を構築し、世界各国で事業を展開する。ウーバー以外では、中国の滴滴出行(ディディ)、シンガポールのグラブ、インドネシアのゴジェックなどが世界の大手とされる。

 将来は運転手を必要としない完全自動運転による「ロボタクシー」が普及するとみられており、自動車メーカー各社のほか、米アルファベット(グーグルの親会社)や中国インターネット検索大手の百度(バイドゥ)といったIT(情報技術)大手がライドシェアに新たな商機を見出そうとしている。

 日本では自家用車に有料で客を乗せることは「白タク」として原則禁止されているため、配車アプリを利用して呼べるのはタクシーやハイヤーに限られる。日本の配車アプリ市場では、タクシー配車アプリ「GO」を展開するモビリティテクノロジーズが先行。ウーバーや滴滴出行もタクシーやハイヤーの配車に絞り、日本に参入している。

※本内容は、『日経キーワード2022-2023』発行時点(2021年12月)のものとなります
日経キーワード 2022-2023』(日経HR編集部)

 時事・経済ニュースがみるみる分かるようになり、短時間でビジネスや社会の動きをつかめる。11テーマ、キーワードは500以上掲載。

 K字経済、SDGs、半導体不足、リスキリング、DX、宇宙ビジネス、脱炭素、ヤングケアラー、8050問題……。

 就職・転職、資格試験、公務員試験、昇進試験、入試、ビジネスなど、さまざまな場面で活用できる。

 幅広いテーマについて「よく耳にするけれども、うまく説明できない…」 そんな言葉の意味や背景が分かる。
1キーワードの解説をコンパクトにまとめ、定義や論点、「今」の状況を端的に押さえるのに最適。

 巻頭企画は激動の2021年を振り返り、未来を理解し生きぬくために重要な語を集めた「2021年の10大キーワード」。

 巻末「資料編」には日経ならではの「基礎用語 ミニ辞典」など、押さえておくと役立つ資料をまとめた。

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この記事はシリーズ「時代を切り取る日経キーワード」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。