時代が変われば新しいキーワードが生まれる。知らないままだと、恥をかくことも。そんな新たな時代を表す注目用語をまとめたのが、『日経キーワード2022-2023』(日経HR)。本書から一部抜粋して重要キーワードを紹介します。

ステランティス

 欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と「プジョー」などを傘下に抱えるフランスのグループPSAが経営統合して誕生した新会社の名称。両社は2019年12月に対等合併で正式に合意し、21年1月に経営統合が完了した。これにより、販売台数でドイツのフォルクスワーゲン、トヨタ自動車、日産自動車・ルノー・三菱自動車の日仏連合に続く世界4位の自動車メーカーとなった。

 ステランティス(STELLANTIS)は、「星の光で輝く」ことを意味するラテン語の動詞「ステロ(stello)」に由来する。ステランティスの社名はグループの名称として用い、シトロエン(フランス)やオペル(ドイツ)、クライスラー(米国)、マセラッティ(イタリア)など、グループを構成する各ブランドの名前は変わらない。FCAは当初、ルノーに経営統合を提案したが、ルノーの大株主であるフランス政府の同意を得られず実現に至らなかった経緯がある。

 FCAとPSAの経営統合をめぐっては、欧州連合(EU)の欧州委員会が競争法(独占禁止法)に違反していないか詳しく調査していたが、20年12月に条件付きで承認した。ステランティスは統合による規模拡大で、電動化や自動運転などの次世代技術開発に向けた投資の効率化を図る。

※本内容は、『日経キーワード2022-2023』発行時点(2021年12月)のものとなります
日経キーワード 2022-2023』(日経HR編集部)

 時事・経済ニュースがみるみる分かるようになり、短時間でビジネスや社会の動きをつかめる。11テーマ、キーワードは500以上掲載。

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 幅広いテーマについて「よく耳にするけれども、うまく説明できない…」そんな言葉の意味や背景が分かる。
1キーワードの解説をコンパクトにまとめ、定義や論点、「今」の状況を端的に押さえるのに最適。

 巻頭企画は激動の2021年を振り返り、未来を理解し生きぬくために重要な語を集めた「2021年の10大キーワード」。

 巻末「資料編」には日経ならではの「基礎用語 ミニ辞典」など、押さえておくと役立つ資料をまとめた。

この記事はシリーズ「時代を切り取る日経キーワード」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。