時代が変われば新しいキーワードが生まれる。知らないままだと、恥をかくことも。そんな新たな時代を表す注目用語をまとめたのが、『日経キーワード2022-2023』(日経HR)。本書から一部抜粋して重要キーワードを紹介します。

トヨタ商用車連合

 トラックなど商用車の技術開発を目的に、トヨタ自動車を中心に構成する提携関係のこと。2021年3月、トヨタ自動車といすゞ自動車、日野自動車は商用車の脱炭素や「CASE(接続性、自動運転、シェアとサービス、電動化)」分野での提携を発表。

 4月にトヨタが80%、いすゞが10%、日野が10%出資して新会社「コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ(CJPT)」を設立した。商用車の顧客である物流業界は環境負荷の低減が急務となっており、トヨタ主導で、2社を合わせて国内トラック市場の8割のシェアを持ついすゞと日野が組むことで、課題解決を目指す。

 21年7月にはスズキとダイハツ工業がCJPTへの出資を発表し、商用車連合は5社体制に拡大した。スズキとダイハツの出資比率はそれぞれ10%で、トヨタが保有株を10%ずつ両社に譲渡した結果、トヨタの出資比率は60%に下がった。スズキとダイハツの参画により、トラックを中心とする技術開発を目的に設立したCJPTの連携範囲が軽自動車を含む小型車にまで広がることになった。

 最寄りの物流拠点から顧客先までの「ラストワンマイル」の配送を担う軽商用車と、トラックによる幹線物流をコネクテッド技術で効率化するなどの効果が期待されている。

※本内容は、『日経キーワード2022-2023』発行時点(2021年12月)のものとなります
日経キーワード 2022-2023』(日経HR編集部)

 時事・経済ニュースがみるみる分かるようになり、短時間でビジネスや社会の動きをつかめる。11テーマ、キーワードは500以上掲載。

 K字経済、SDGs、半導体不足、リスキリング、DX、宇宙ビジネス、脱炭素、ヤングケアラー、8050問題……。

 就職・転職、資格試験、公務員試験、昇進試験、入試、ビジネスなど、さまざまな場面で活用できる。

 幅広いテーマについて「よく耳にするけれども、うまく説明できない…」 そんな言葉の意味や背景が分かる。
1キーワードの解説をコンパクトにまとめ、定義や論点、「今」の状況を端的に押さえるのに最適。

 巻頭企画は激動の2021年を振り返り、未来を理解し生きぬくために重要な語を集めた「2021年の10大キーワード」。

 巻末「資料編」には日経ならではの「基礎用語 ミニ辞典」など、押さえておくと役立つ資料をまとめた。

この記事はシリーズ「時代を切り取る日経キーワード」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。