時代が変われば新しいキーワードが生まれる。知らないままだと、恥をかくことも。そんな新たな時代を表す注目用語をまとめたのが、『日経キーワード2022-2023』(日経HR)。本書から一部抜粋して重要キーワードを紹介します。

サウナブーム

 日本におけるサウナブームが再燃している。1951年に銀座にできた温浴施設「東京温泉」に日本で初めての本格的なサウナが導入。1964年の東京五輪で選手村に設置されたサウナ施設が評判を呼び、フィンランド大使館のバックアップもあってサウナは全国的ブーム(第1次)となった。その後スーパー銭湯の開業が相次いだ1990年代に第2次サウナブームが起こり、近年は第3次ブームといわれている。

 2016年頃から起業家やタレントなどのインフルエンサーによるサウナ巡りのSNS(交流サイト)投稿が盛り上がったことに加え、タナカカツキ氏のサウナ漫画『マンガ サ道』が19年にテレビドラマ化されてさらに人気が拡大。サウナと水風呂または外気浴を交互に行う「温冷交代浴」により得られるリラックス状態を示す「ととのう」というフレーズが流行し、「サ活(サウナ活動)」や「サ旅(全国各地のサウナ施設を巡る旅)」を楽しむ人々が急増した。都心にあるビルの屋上を貸切状態にした贅沢なサウナや、海・川・湖に水風呂代わりに飛び込むサウナ、山奥の秘境サウナ、全国どこへでも移動できるモバイルサウナなど種類も多様を極めている。

 20年12月の日本サウナ・温冷浴総合研究所による推計では、日本のサウナ愛好家人口は2584万人と17年の調査開始以降で最も低い。これは、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の影響で施設を利用しにくい状況が続いたことが原因と考えられている。しかし、月4回以上サウナを利用する「ヘビーサウナー」は、339万人と20年から1%増加しており、熱心な愛好家は多い。

※本内容は、『日経キーワード2022-2023』発行時点(2021年12月)のものとなります
日経キーワード 2022-2023』(日経HR編集部)

 時事・経済ニュースがみるみる分かるようになり、短時間でビジネスや社会の動きをつかめる。11テーマ、キーワードは500以上掲載。

 K字経済、SDGs、半導体不足、リスキリング、DX、宇宙ビジネス、脱炭素、ヤングケアラー、8050問題……。

 就職・転職、資格試験、公務員試験、昇進試験、入試、ビジネスなど、さまざまな場面で活用できる。

 幅広いテーマについて「よく耳にするけれども、うまく説明できない…」 そんな言葉の意味や背景が分かる。
1キーワードの解説をコンパクトにまとめ、定義や論点、「今」の状況を端的に押さえるのに最適。

 巻頭企画は激動の2021年を振り返り、未来を理解し生きぬくために重要な語を集めた「2021年の10大キーワード」。

 巻末「資料編」には日経ならではの「基礎用語 ミニ辞典」など、押さえておくと役立つ資料をまとめた。

まずは会員登録(無料)

有料会員限定記事を月3本まで閲覧できるなど、
有料会員の一部サービスを利用できます。

※こちらのページで日経ビジネス電子版の「有料会員」と「登録会員(無料)」の違いも紹介しています。

※有料登録手続きをしない限り、無料で一部サービスを利用し続けられます。

この記事はシリーズ「時代を切り取る日経キーワード」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。