時代が変われば新しいキーワードが生まれる。知らないままだと、恥をかくことも。そんな新たな時代を表す注目用語をまとめたのが、『日経キーワード2022-2023』(日経HR)。本書から一部抜粋して重要キーワードを紹介します。

呪術廻戦

 芥見下々(あくたみげげ)による日本の漫画で、人間の負の感情から生まれる「呪霊」と、それを祓う「呪術師」の戦いを描いた学園バトル・ダークファンタジー。集英社『週刊少年ジャンプ』にて2018年14号から連載を開始し、重厚なテーマや独特の世界観、迫力のある描写で幅広い層から人気を集めている。

 「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」で1位に選ばれ、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」では大賞を受賞。20年10月からのアニメ放送で一気に注目が高まった。シリーズ累計発行部数は5500万部を突破した(21年10月時点)。アニメの主題歌「廻廻奇譚」は21年春までにストリーミング、ミュージックビデオの再生回数はともに1億回を超え、同年夏までにデジタルセールスは30万DLに達している。

 ユニクロとのコラボTシャツや、体感型謎解きゲームなどの派生ビジネスも生まれる中、21年6月に開催された同アニメの声優によるイベント「じゅじゅフェス2021」では会場観覧と配信視聴合わせて約3万人のファンが集まった。7月には著者が本編の連載前に書き下ろした『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』の映画化決定が発表されるなど、今後さらなる盛り上がりが期待されている。

※本内容は、『日経キーワード2022-2023』(2021年12月発行)のものとなります
日経キーワード 2022-2023』(日経HR編集部)

 時事・経済ニュースがみるみる分かるようになり、短時間でビジネスや社会の動きをつかめる。11テーマ、キーワードは500以上掲載。

 K字経済、SDGs、半導体不足、リスキリング、DX、宇宙ビジネス、脱炭素、ヤングケアラー、8050問題……。

 就職・転職、資格試験、公務員試験、昇進試験、入試、ビジネスなど、さまざまな場面で活用できる。

 幅広いテーマについて「よく耳にするけれども、うまく説明できない…」 そんな言葉の意味や背景が分かる。
1キーワードの解説をコンパクトにまとめ、定義や論点、「今」の状況を端的に押さえるのに最適。

 巻頭企画は激動の2021年を振り返り、未来を理解し生きぬくために重要な語を集めた「2021年の10大キーワード」。

 巻末「資料編」には日経ならではの「基礎用語 ミニ辞典」など、押さえておくと役立つ資料をまとめた。

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