新型コロナウイルス禍で生活困窮者が増えつつある。その中で、女性の生理用品のコストが困窮者をさらに苦しめている現状が明らかになった。この状況の改善を求めたムーブメントが、日本人の生理に対する考え方を改めるきっかけになるだろうか。

(写真:PIXTA)
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 生理用品は1点あたり、数百円。だが、生涯コストで考えると非常に大きい。あくまで概算になるが、初潮を12歳で閉経を50.5歳(出所:日本産科婦人科学会)と仮定すると、38.5年間もの長い間使用することになる。

 生理のために月必要な費用はミニマムで800円程度。通常のナプキンが400円程度。経血が多い日や夜の長い時間をカバーするナプキンを別途購入すると400円。合計800円程度。

 さらに、激しい動きや長時間の出血をカバーするタンポン(10個で400円程度)、生理痛が重い場合に服用する鎮痛剤(10錠で300円程度)、生理が終わりに向かい経血が少なくなった時用のシート(30枚で300円程度)……以上を合計すると、少なくとも月1800円の生理用品コストが発生している。

 年間で換算すれば2万1600円。生涯で考えれば、85万円弱となる。この費用について、新型コロナウイルスまん延を機に、どうすべきか議論されつつある。

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