日経ビジネスPLUSのキーワード解説記事。経済、テクノロジー、社会、ビジネス、トレンドに関するキーワード……新語から造語、バズワード、知っておきたい常識ワードまで……を解説していきます。(写真:PIXTA)
シリーズ
キーワード解説 経済や社会が分かる

完結
32回
-
さるかに合戦に学ぶ「OKR」 チームで目標を達成し成果を得る
MBO(Management by Objectives:目標管理制度)やKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)に置き換わるキーワードとして使われ始めているOKR(Objectiv…
-
週休3日制導入 給与が下がるなら多くの社員は利用したくない
先進的な仕事への取り組み方としての週休3日制だが、目的が違えば、社員の受け取り方もまったく異なる。コロナ禍で広まった週休3日制の導入について、賛否が分かれる理由について解説する。
-
成年年齢引き下げによってあらわになった「AV出演強要」問題とは
4月に施行された、成年年齢の引き下げ。世界の成年年齢と標準値に近づいたものとなったが、この引き下げによって顕在化した問題がある。それが「AV出演強要」問題だ。なぜ今、この問題が注目されているのか、実情を探る。
-
虚像か新市場か? NFTアートの価値とは
大きな市場を形成しつつあるNFTアート。洋画や彫刻などと異なり、物質的な存在がそこにないにもかかわらず人気となっている。その理由と、市場が抱える課題について解説していく。
-
高額修理はなくなる? 「修理する権利」が企業競争力にもたらすこと
欧州や米国で、ユーザーが壊れた製品を自ら「修理する権利」を保護する制度の整備が始まった。ユーザーが部品を手軽に部品を入手して修理できるよう、メーカーや販売店も態勢を整えなくてはならない。対応に遅れたりや失敗したりすると、…
-
ちまたをにぎわすNFTとは 超初心者向け解説
1つのデータに数億円の価値がつくNFTアート。高額取引や大企業の参加などでちまたをにぎわせている。「NFT」にまつわる状況を客観的な視点で解説する。
-
ガンプラも追い風? 初任給3割増バンダイナムコの驚きの成長戦略
バンダイナムコホールディングスの新卒初任給増はエンタメ業界に大きなインパクトを与えた。その背景には好調なガンプラブームや将来に向けたメタバース戦略がある。
-
ダークストア型の新たな流通方式は今後のトレンドとなるか
売っているものはまっとうでも、ちょっとイリーガルな雰囲気のネーミング「ダークストア」。本サービスが拡充すれば、完全に家から出ない生活が実現できるかもしれない。
-
投資初心者に拡大する「ロボアドバイザー」で気をつけるべきこと
資産形成の方法として認知されつつある「ロボアドバイザー」。ロボアドとも略されることもあるこの投資手段は、投資信託や個別株投資などと比較して、そのシンプルさと分かりやすさから市民権を得つつある。
-
「パーパス経営」は新しい資本主義への救い手になり得るのか
企業が社会に与える価値を視野に入れ、自らの存在意義を明確化し、経営戦略を見つめ直すことを指す話題の「パーパス経営」。これまでの資本主義システムが生み出すバッドスパイラルを断ち切ることができるのだろうか。
-
内閣府の野心的「ムーンショット型研究」は高齢化社会を救えるか?
「あり得ない」を現実にする野心的な目標として、内閣府の主導のもと、日本の科学界が「ムーンショット型研究開発」を進めている。従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発だ。中でも医学に関する研究目標が現実化…
-
若年層でも加速する「年賀状納め」、あなたは続ける? やめる?
年始の風物詩、年賀状。現在の発行枚数はピークの半分以下になってしまった。その背景には何があるのだろうか。
-
アップルやグーグル、ソニーが参加するRE100を知っていますか?
アップル、グーグル、イケア、ソニーなどのグローバル企業が参加する「RE100」を知っていないと、これからのビジネスが立ち行かなくなる可能性も。
-
LUSH社、メタトレンドに脱SNSで対応 日本企業は価値基準変えられる?
「メタトレンド」とは個別の現象を引き起こす元となる大きなトレンドのこと。新たに生まれるメタトレンドについて、考え、受け入れ、自社をアップデートできる企業こそがポストコロナの世界で勝ち残れるとされている。企業は生き残るため…
-
コロナ禍で明らかになった、「生理」のコスト
生理用品に対する課題が、ここ最近になって露呈しはじめている。とくに、毎月の購入費用が生活困窮者にとって大きな負担となっており、購入負担や軽減税率適用外の問題について多くの要望があがっている。性差なく人々が暮らしやすい生活…
-
「SDGsウエディングケーキ」で理解する持続可能な開発目標の真の狙い
社会的な課題として認知されつつあるSDGs(持続可能な開発目標)だが、ときに「環境に関する問題意識」としてとらえられることもある。持続可能な社会を目指すSDGsの本当の意味を知るのに役立つ「SDGsウエディングケーキ」と…
-
創造性を育む注目のSTEM教育 “稼げる教育”に堕する危うさ
現代社会に対応した人材を育てる。そんな教育システムの1つとして、世界的に注目されているSTEM教育。しかし社会のニーズ応えることに力点を置きすぎて、創造力を育む教育という本来の目的がなおざりにされる危険性をはらんでいる
-
利便性の陰にトラブルも フードデリバリーの成長に必要なこと
フードデリバリーサービスは、コロナ禍で急伸した。巣ごもり消費需要が伸びるなか、利便性の高さによって著しい成長を見せたものの、メディアで注目されるのは配達員のトラブルばかりだ。日本における市場拡大には、こうしたトラブルの改…
-
欧州で規制強化 見せかけの環境配慮「グリーンウォッシュ」のリスク
環境配慮に対する世間の意識が高まる中、あいまいな表現や誇張された表現によってエコをかたる企業が増えている。環境を配慮しているかのように消費者を誤認させる行為を「グリーンウォッシュ」と呼び、消費者や非営利組織などから糾弾さ…
-
メルカリやヤフオクにはびこる「転売ヤー」はなぜ問題なのか
コロナ禍で副業ブームが起き、様々な副業に注目が集まっている。その中で、簡単に始められるものの、商品の流通に大きな問題をもたらしている副業が転売だ。品薄のゲーム機やファッションアイテムから生活必需品まで、転売対象となる商品…
おすすめのシリーズ
-
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
-
徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
-
クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
-
不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
-
菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
-
1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
-
10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
-
河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
-
ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
-
大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
-
グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
-
フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
-
ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
-
テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
-
70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回