から揚げにベストの新たなつけ合わせを考える
味を加える要素があるとすれば、つけ合わせだろうか。から揚げの相棒と言えばレモンが相場だ。酸で舌をすっきりさせて舌と気分をリセットさせてくれる。ただ、せっかくなら何かしらの食物繊維も摂取したい。サラダもいいが、揚げ物なのにドレッシングに含まれる油は控えたい。ここはから揚げ+レモンの好相性にならって、ピクルスのような酸味で舌を休めたい。
個人的なはやりは"レモン酢玉ねぎ"だ。最近価格も落ち着いた玉ねぎは、常備しやすい食材として僕らの食品庫に帰ってきた。そしてこのレモン酢玉ねぎ、そもそもは神保町にある名カレー店の「玉ねぎのアチャール」をアレンジしたものだが、レモン風味を強化したのでカレーよりむしろから揚げに合うようになった。
ベースは、スライスした玉ねぎを、酢とレモン果汁、塩、砂糖に漬け込むだけ。半日ほど冷蔵庫保存した後は1週間くらい食べられる。量の目安は玉ねぎ(大)のスライス300グラムに対して、酢、レモンジュースを各100ミリリットル、砂糖、塩を各小さじ1というところ。あとは好みで砂糖を増やしたり、酢の種類やレモンとのバランスを加減したりすればいい。ちなみに僕はミツカンの「白菊」という酢を通販で取り寄せている。酢の香りが上品で穏やかで使いやすい。
これをベースにスパイスを合わせてもいい。赤いカイエンペッパーと合わせて辛いアチャール風に展開させてもいいし、クミンやゴマ、マスタードシードなどと合わせて、エスニックな雰囲気のスパイスレモン酢玉ねぎにしてもいい。
Powered by リゾーム?