おそらく、浸透するには2~3年かかるだろうと思っているので、この言葉をしばらくはCMで使おうと考えています。

 普段着のレンタルはこれまで社会が経験したことのないことです。「このパンツは買ったけど、このニットはレンタルした」という時代が必ず来るはず。こうした新しい文化や時代を自分たちがつくっていけることにワクワクしています。

既存メディアの影響力はまだまだ大きい

 メチャカリのチームは今とても忙しい。でもアパレル業界に属しながら社会を変えているという醍醐味を感じ、モチベーションは上がっていると思います。

 今、世の中の消費が多様化しています。中古も新品もレンタルもある。店舗もネットもあり、価格を消費者が決めることもできる。モノを買うという概念が本当に多様化しているので、ただ新品をネットで売ればいいのではなく、頭を柔軟にしてあらゆるメニューを用意する必要があります。

 プロモーションには、他社に比べてもかなりの額を投入していると思います。

 SNSやネット上の広告だけでなく、あえてテレビCMに多額のコストをかけるのは、やはり既存メディアの影響力がまだまだ大きいからです。認知度を上げ、客数を伸ばし、新しい文化をつくるためには必須です。

 しばらくはこの戦略を続け、売り上げが3000億円に到達した時には、商品やブランドではなく、日本を代表するアパレル企業として、「ストライプインターナショナル」という会社そのものをプロモーションするCMを放送しよう。そう考えています。

(構成:尾越まり恵、編集:日経トップリーダー