僕が理事長を務める財団とストライプが二人三脚で岡山県の街おこしをするため、ストライプ本社に地域振興活動を主なミッションとする文化企画部を設置し、現在12人のスタッフがいます。

 そして今年、ストライプが岡山県の人たちにとって、なくてはならない存在になりたいという思いから、また新たな挑戦を始めました。教育プログラムです。

岡山大学に寄付講座を開設し、起業家を育成

 17年7月に開催するのが「Summer in JAPAN 岡山」。これは、米国ハーバード大学の現役大学生と、地元の小学生から高校生までの60人の子供たちが触れ合う、4日間のサマースクールです。

 初心者コースでは、英語で演劇プログラムを作ります。最終日には子供たちの保護者も呼び、自分たちで作った台本を実際に演じてもらいます。スクールを受講する前より大きく成長した子供たちの姿が見られるのではないでしょうか。

 また、このプログラムにはボランティアのスタッフとして地元の大学生にも参加してもらう予定です。同年代のハーバード大学の学生の考え方や発言に、きっとものすごく刺激を受けるはずです。

 さらに、僕の母校である岡山大学にアントレプレナーやイントレプレナー(社内起業家)育成を目的とした「ストライプ講座(仮)」を18年より開設する予定で、その拠点となる「ストライプホール(仮)」も建設するつもりです。この講座では、世界一流のリーダーをスピーカーに招いて講演を行うなど、岡山の大学生たちの教育に貢献したいと考えています。

「ストライプ講座」の拠点となるストライプホールを建設予定

 もちろん僕のような起業家を育成する狙いもありますが、自治体など公務員を目指す人にもアントレプレナーシップ(起業家精神)を学んでもらい、地元の改革者を生み出したいという思いがあります。

 岡山にはベネッセホールディングスをはじめとする大企業もありますので、そんな大企業で社内改革を起こせるような人材も育成したい。つまり、どんな職業を選んでも、改革心を持ち、世界を舞台に活躍するような人材を育てたいと考えています。