「クラウド」「ロボット」「医療」「農業」「介護」「IoT」など……日本では、こういった話題性が先行した市場へ、中小企業をはじめ大企業までがこぞって参入してきます。しっかりとした市場調査と差異化という作戦が練られた上での参入であれば、それは会社の成長の基となる戦略です。しかしながら、「ターゲット」「参入市場」「マーケティングの4P」「提供価値」「販路」といったいわば「木」を見ない状態でやみくもに参入するのは、まさに「森を見て木を見ず」の遠視眼的思考の罠に陥ったもので、成長どころか足を引っ張ってしまいます。

遠視眼的思考は失敗の元

 今考えるべきは、戦略論よりもマーケティングの4P(製品=Product、価格=Price、流通=Place、プロモーション=Promotion)です。市場環境は刻一刻と変わってきています。社会環境の変化がトレンドを変化させ顧客ニーズを変化させてしまう。その結果、ビジネスや商品における参入余地(空白域)が変わり、レッド・ブルーオーシャンの状態が数年で動いてしまう。こういったビジネス環境で、戦略論といった中長期的であり遠視眼的な視点は、ビジネスマンの同質化の元凶ともなっています。

 コンビニなど日常的に利用する様々なサービス、商品からトレンドをキャッチし、新しい手法で、勝ち筋をしっかりと分析してこそ、薄っぺらい成長戦略ではなく、真の意味での成長戦略、戦術を提案できるビジネスマンになれるのではないでしょうか。

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