【メソッド3】自ら(???)ことでサバを多くの人に届ける

 1人でも多くの人にサバの良さを広めるため、様々な展開を行ってきた鯖やは、さらに多くの人にサバを食べてもらいたいと、今年からある事業をスタートさせました。

獲れないのなら育てよう

 場所は福井県小浜市。右田さんが、船に乗って向かった先には大きな養蓄場がありました。そう、今年から右田さんが始めたこととは、自らサバを育てることでした。

 実は、サバの漁獲量は、年々減少しています。1985年頃に80万トンあった年間の漁獲量が、今では50万トン以下になっていたんです。

 このままでは将来、サバがいなくなってしまうかもしれない。

 「天然で大きなサバが獲れないのであれば、自分たちの手でサバを育てればいいじゃないか、と考えました」と右田さん。

 この思いから、福井県小浜市と協力してサバを育てることにしたのです。

 小浜市漁協の樽谷宏和さんは「ありがたいです。漁村の活性化や後継者の育成と様々な面でプラスになっています」と地元の方も大歓迎です。

 さらに右田さんは、サバファンの間口を広めるために、店を貸し切ってお酒を楽しみながらサバ寿司づくりを体験できるイベントや、小学校に出向いての「寿司教室」を開催しています。そして毎年3月8日には、「サバ祭り」と題して、「試食会」や、サバにまつわるクイズ大会を大阪駅前の大きなスペースで行うなど、様々な取り組みを行っています。

 
大阪駅前ではサバにまつわるクイズ大会を開催
 

 右田さんは「入り口は面白く入ってもらって、そこからサバの魅力を知ってもらえればよいんです」とサバ愛を語ります。

【メソッド3】自ら( 育てる )ことでサバを多くの人に届ける

では、ここで「鯖や」のメソッドをまとめてみましょう。

  • 【鯖やの「躍進」メソッド】
  • 【メソッド1】( 流通ルート )を確保し最高級のサバをより身近に
  • 【メソッド2】毎週( メニュー開発 )を行いサバ料理の可能性を広げる
  • 【メソッド3】自ら( 育てる )ことでサバを多くの人に届ける