一方で、筆者のようなアウトドア初心者は、アウトドアグッズも「年に何回使う?めったに使うもんじゃないし、保管するのも場所を取るしなぁ~」と考え、二の足を踏みがちです。そんな方に人気なのが「ピラミッドグリル」。ピラミッドの形状をしたグリル。折り畳んで収納すると、最大6人で使用するLサイズで約40cmサイズのバッグに収納できるようになっています。もちろん、持ち運びも便利。
アウトドアグッズは使用している時間より、収納している時間の方が長いものですから、収納しやすいもの、持ち運びしやすいものと、常に使う方のことを考えて商品開発がされています。柴田さんは「とにかく我々はアウトドアに興味のない方に興味を持ってもらいたいんです。アウトドアの入り口はロゴスに任せていただきたい!それが我々の役目なんです」と力強く語ります。
アウトドアの非日常感の中で、一緒の時間を過ごすことで、家族や仲間とのコミュニケーションが一段と深まる事があります。しかし手間の事を考えるとあと一歩踏み込めないという、初心者の背中を「グイッ!」と押す役目をロゴスは担っていました。
【メソッド2】アウトドアへの( 入り口 )をつくるのが役目
それでは、メソッド3に話を進めましょう。
【メソッド3】時短グッズで(???)を増やす
しかも、ロゴスのアウトドアへの想いは、まだまだ止まりません。
商品開発を担当しておられる浜西千尋さんに、心がけている事を聞いたところ、「ズバリ『時短』です!」と即答されました。

アウトドアはとにかく、準備や後片付けが大変とイメージされる初心者の方も多いはずです。そこでロゴスは廃材のヤシガラに着火材をしみこませ炭に練り込ませた形成炭や、わざわざ網を持ち上げなくても炭の追加ができる「火床を引き出す事が出来るグリル」や、さらにはグリルの火床に敷いて使用済の炭など丸ごと捨てられる「BBQ楽チンお掃除カバー」など、とにかく時短を目指した商品を開発しています。
手間を省いて、会話を増やしたい
しかし、この時短は「効率の良さ」だけを追求したものではありません。
浜西さんは言います。「目指しているのは家族や友人との会話なんです。例えば、お父さん。たった1人の主催者が準備から後片付けまでやるのはよろしくないだろう、というのが ロゴスの考え方なんです。本来、より会話が弾むのがアウトドアのはず。道具や機材の工夫で準備や後片付けの時間を短くすると、子ども達との会話も増やせます。その会話の時間を増やすための時短なんです」。
楽しいはずのアウトドアも準備や後片付けの事を考えて一歩が踏み出せなかった方。その時間を最低限に抑えられれば、本来の楽しさを十分に味わえるはずです。しかも、専門的な知識や技術が必要のない簡単な作業となると、みんな一緒に取りかかることができて、より一体感が出ますよね。
そして「よりアウトドアを楽しく!」をスローガンに「より会話が弾むものを!」との想いから開発されたのが「囲炉裏テーブル」。夜、星空の下、囲炉裏を囲みながら会話すると、普段言えなかったことまで言えてしまいそうですよね。

【メソッド3】時短グッズで( 会話の時間 )を増やす
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