関西ローカルながら、不思議な人気を持つテレビ番組「~オトナ度ちょい増しTV~おとな会」。そこでは、独自の手法で成功した会社などが取り上げられています。関西ならではの着眼点、ど根性、そしてユーモア――、そのエッセンスを伝えていきます。第7回は、アウトドアグッズメーカー、「LOGOS」が登場します(前回の記事はこちらをご覧ください)。
夏休みシーズンに入りました。この季節、外で食べるバーベキューやビールの味は、自宅やお店より美味しく感じますよね? 太陽の下で飲むビールは、ウマイ! 「……ク~~~ッ!」こうやって文章を書いてるだけ飲みたくなっちゃいました(笑)。
こんにちは! 大阪はMBS(毎日放送)のアナウンサー上泉雄一です。
私は今「~オトナ度ちょい増しTV~おとな会」(水曜深夜0時49分から放送・関西ローカル)という番組の司会をしております。
さてさて「アウトドア」というと、ワゴン車にテントを積んで……と、大層なことを想像しがちですが、花見や海岸でのバーベキューもアウトドアのジャンルに入りますよね。筆者は胸を張って「インドア派」と宣言できますが、テントやバーベキューセットなどのグッズを見ると、「本格的なキャンプに!」と、まではいかなくても、「来週あたり、外でバーベキューにスタッフや家族と行きたいなぁ~!」くらいは思います。
そんな、初心者から本格派まで楽しめるアウトドアアイテムを開発している会社が大阪にあるんです。おとな会でも紹介させていただきました、大阪市住之江区にあるロゴスコーポレーションです。現在全国に36店舗を展開していて、取り扱うアイテムは2000種類以上というアウトドアのトップブランドです。「LOGOS」というアルファベットや「緑のメイプルリーフのロゴ」は、一度はご覧になった方も多いんではないでしょうか?

・創業 1928年
・従業員数 350人 (グループ全体 2016年7月現在)
・年商 非公開
そのロゴスコーポレーションを率いるのが今回の主人公、代表取締役の柴田茂樹さんです。

「アウトドアと言っても、うちは水辺5mまで、標高は800mまでと決めているんです」と話す柴田さん。たしかに水辺から5m以上向こうは本格的なマリン専門ブランドが、標高800m以上は本格的な登山専門ブランドが取り扱かっていますね。その間がロゴスのターゲット層とはっきりおっしゃいます。とはいえ、その一般ユーザーのニーズに応えるには、低登山からトレッキング、キャンプ、バーベキューなど幅広いジャンルを網羅しなければなりません。
そんな中、独創的なアイデアで日本のアウトドアブームを牽引し、今なお進化し続けるロゴスのおとなメソッドをひも解いていきましょう。
【メソッド2】アウトドアへの(???)をつくるのが役目
【メソッド3】時短グッズで(???)を増やす
【メソッド4】アウトドア用品で(???)を守る
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