関西ローカルながら、不思議な人気を持つテレビ番組「~オトナ度ちょい増しTV~おとな会」。 そこでは、独自の手法で成功した会社などを取り上げています。関西ならではの着眼点、ど根性、そしてユーモア―――、そのエッセンスを伝えています。第23回は、シェア日本一を誇る段ボールメーカーの物語をお送りします(前回の記事はこちらをご覧ください)。

 こんにちは。大阪はMBS(毎日放送)のアナウンサー上泉雄一です。私は今「~オトナ度ちょい増しTV~おとな会」(水曜深夜0時59分から放送・関西ローカル)という番組の司会をしております。

 世にこれほど美味しいラーメン屋さんが多くなると、店選びは「美味い」ではなく、もはや「好み」になってきますよね。最近の筆者の「好み」は大阪・梅田の中崎にある「麺処えぐち」の「つけそば(つけ麺)」です。

 何が好みかというと、すべてのバランスが筆者の中で絶妙なんです。鶏をベースにした動物系スープと昆布などの魚介系のダブルスープによる、まろやかな醤油スープが、くどすぎず、あっさりしすぎず絶妙でいつまでも啜れるような味わい。麺も小麦の風味豊かで、つるつるとしたのど越しでありながら、もちもちの食感でしっかりスープに絡む具合が絶妙。麺とスープを啜り終え、締めのスープ割を飲み干したにもかかわらず、満腹感はありながら、胃のもたれない感じも絶妙。えぐちの食材は、すべては国産原料にこだわり、また保存料などを使うことなく作られています。これも身体に優しく感じられる理由のひとつなんでしょうね。

麺処 えぐちの「絶妙」つけそば(筆者の個人的感覚によります)

 はい、ただただ筆者の好みの味のお店なんです。これだけ好みに合うんですから、他のメニューの「中華そば」や「まぜそば」「塩つけそば」に「赤つけそば」と全部好みに合うに決まっているんです。……でも、……ついつい、あの味を欲してやっぱり、つけそばを注文してしまうんですよね。

 でも大丈夫。お店は会社の近くにありますから、タイミングをみてじっくりと制覇していきます。

段ボールを造り続けて1世紀

 ここ最近、宅配業の方の労働環境が見直されるほど、私たちの生活の中でインターネット通販はなくてはならないものとなりました。その荷物の梱包に使用される「段ボール」。その数、国民1人あたり、年間約150個分も使うと言われています。この数字を見て、改めて段ボールは日本人の生活に不可欠なものと感じます。

 そんな段ボールを100年以上作り続けているのが、大阪・中之島に本社を構えるレンゴーです。

「株式会社 レンゴー」DATA
・創業     1909年(明治42年)
・年商     5325億3400万円(2016年3月期、連結)
        2742億4700万円(2016年3月期、単体)
・社員数    1万3999名(2016年3月31日現在、連結)
        3680名(2016年3月31日現在、単体)

 日本に200社以上ある段ボールメーカーの中で国内トップのシェアを誇るレンゴーは、現在、北海道から九州まで25カ所に段ボール工場を持ち、1万4000人(連結)の従業員を抱え、昨年の売上高は過去最高を更新する5300億円(連結)に上ります。