では、ここでフジマル醸造所のメソッドをまとめてみましょう。

【島之内フジマル醸造所の「拡大」メソッド】
【メソッド1】ワインを身近に!( 日本初 )の都市型ワイナリー
【メソッド2】( 瓶詰め )をやめることで( 強み )が増えた
【メソッド3】店ごとに特徴を変え( 新たなファン )を開拓
【メソッド4】ワイン文化を育む( 手搾り )体験

 毎回番組では、取材の最後に、「おとなフィロソフィ」と名づけて、経営者やリーダーに企業理念や経営哲学を端的に語ってもらっています。

 ワインを飲む文化が定着し、楽しい食卓が増えること目指したフジマル醸造所のおとなフィロソフィとは?

「一番美味しいワインというものは存在しないんです。それは、飲む人によって変わるからです。そういう、ゴールがないものに向かって走り続けている人たちに憧れていて、自分もその中に混じって走り続けたいと思っています」

メード・イン・オオサカ!

 資金不足で諦めかけていたワイナリー建設を、さまざまな知恵と工夫で乗り切り、夢をかなえた藤丸代表。それはひとえに、美味しいワインをより身近に感じてもらいたい、という思いからでした。「ワインは会話を生み出すもの」とのお話の通り、我々は、藤丸さんのワインを通じて、その先の人との繋がりも楽しんでいました。

 私たちの番組も、ただ楽しんでいただくだけでなく、その先の皆様の会話のツールになれているか、改めて問う筆者でありました。

(この記事は「~オトナ度ちょい増しTV~おとな会」2018年1月31日分の放送を元に構成しました。文中の数値・肩書などは放送時のものです。編集:日経BP総研 中小企業経営研究所

 2017年12月の有効求人倍率が1.59倍になるなど、空前の人手不足が続いています。昨年までは順調に採用できていた中小企業でも、「明らかに応募してくれる人数が減っている。このままでは本当に採用できなくなるかも」(埼玉県の経営者)という危機感を募らせています。

 これまで地方の中小企業では、採用にはあまりお金を使わない会社が目立ちました。高校を回ったり、ハローワークに求人票を出したり、人材採用の広告を出したりするだけで何とか採用できていたからです。しかし、生産年齢人口が減る一方で、オリンピックに向けて景気の浮揚感が続く中、人手不足はこの先さらに深刻化すると見られ、従来と同じ方法では採用は難しくなるでしょう。

 特に、若者は「就職して3年で約3分の1が退職する」という状況では、採用しても採用しても退社が続くという事態に陥りかねないのです。採用だけではなく、研修などにかかる費用なども考えれば、そのコストは数百万円になるはずです。

 多くの中小企業の場合、ホームページを見れば、自社の商品やサービス、店などの情報は掲載していますが、職場の雰囲気やどんな人が働いているのかを発信しているケースは珍しい。つまり、求職者に対して自社の情報をきちんと伝える「採用ブランディング」ができていないのです。

 そのため、人が採りにくいだけでなく、せっかく入社したメンバーも「思っていたのと違う」といって辞めてしまうのです。

 そこで、日経BP総研 中小企業経営研究所は、中堅・中小企業が社内の力を合わせて「採用ブランディング」を進めるセミオーダー型のパッケージ「すごサイ(すごい採用プロジェクト)」を用意しました。若者を採用するには名実ともにカッコよい会社にならなければなりません。この活動を通じて、会社を生まれ変わらせ、人が集まる会社にしてください。詳しくはこちらをご覧ください。