宅配ロッカーは順調に成長を続けました、ここ数年はインターネット通販の普及による宅配便の爆発的な増加にも、フルタイムシステムの宅配ロッカーは細かく対応しています。

 住民が共有して使用する宅配ロッカーは、宅配便が増えすぎていっぱいになると、新たな荷物が入れられなくなります。

 そんな状況を防ぐため、フルタイムシステムでは荷物が届いた時点で住民にメールでお知らせる、さらにはマンションのエントランスなどでキーを使った時点で荷物が届いていることをお知らせし、住民が早く荷物を取り出してくれるように促す機能も開発し強化していきました。

 まだまだあります。以前は宅配便といえば大きなダンボールの荷物が中心でしたが、最近では細かい買い物でも通販を利用する人が増えたことで小さな荷物が増えています。そんな小さな荷物にも対応するようロッカーのサイズにも改良を加えているんです。

 こうして宅配ロッカーをどんどん進化させ続けて業界トップを走り続けています。

【メソッド2】( 利用者の声 )に合わせてロッカーを進化

 最後は、メソッド3です。

【メソッド3】宅配ロッカーで(???)の可能性を広げる

 住民がいつでも荷物を受け取れるように工夫を重ねてきたフルタイムシステムのロッカーですが、便利なのは住民だけではありません。

 特に昨年大きな社会問題にもなった宅配便の再配達の問題。これを解消する有効な手段として宅配ロッカーはますます注目を集め、環境省から環境保全功労者賞も授与されました。

 国土交通省のデータによりますと、「宅配便配達の走行距離のうち約4分の1は再配達のために費やされている」そうです。そんな余分な走行によるCO2の排出を削減する効果が宅配ロッカーにあるということで表彰されたのです。

 そう、利用者、宅配業者、そして環境と宅配ロッカーの定着でみんなが幸せになっていきました。

 原社長も、この受賞は心から嬉しかったと話します。

シェア電動自転車に、冷蔵機能付きまで

 現在、日本全国で2万6000台以上使われているフルタイムシステムの宅配ロッカー。その可能性はまだまだ広がります。

 ある共有の宅配ロッカーには、マンションの住民にとっても便利なものが収納されています。何だと思いますか?

 それは、ロッカーの中で、自動で充電された電動自転車のバッテリーとカギ。住民はこれらを取り出し、これまた共有の電動自転車を利用できる仕組みなんです。マンションでは駐輪場のスペースも限られていて、停められる自転車の数にも限界があるので、今このシェアサイクルも注目されています。

 宅配ロッカーの可能性はまだまだ広がります。横浜市のたまプラーザ駅(東急田園都市線)には食品の受け取りができるロッカーが設置されています。このロッカーは東急ストアの通販サイトと連動していて、しかも冷蔵機能つき。ネット上で商品を購入し、送られてくるバーコードをかざすと、扉が開き、注文した商品を受け取ることができるというもの。するとスーパーに立ち寄らなくても商品を持って帰れるのです。宅配ロッカーを閃いただけでなく、そこから先の未来もどんどん広がっていきました。

ネットスーパーで買ったものを受け取ることができる冷蔵機能付きロッカーも登場

 「うちのノウハウは他に誰も持っていないものですから。24時間のコールセンターを最大限に生かしていきたいんです」

 社長の夢はまだまだ広がります。

【メソッド3】宅配ロッカーで( シェア文化 )の可能性を広げる

 では、ここで「フルタイムシステム」のメソッドをまとめてみましょう。

【フルタイムシステムの「熱き」メソッド】
【メソッド1】世界発の宅配ロッカーを広めるため( 国を動かした )!
【メソッド2】( 利用者の声 )に合わせてロッカーを進化
【メソッド3】宅配ロッカーで( シェア文化 )の可能性を広げる