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キャッチコピーで謎かけ

 あえてキャッチコピーを見ただけでは全てはわからない“謎かけ”のようなコピーを作り、情報を遮断することにより、その続きが気になって、かなりの確率でクリックをしてくれる。それが広告っぽくなく、情報っぽいコピーであればさらにクリック率は劇的に上がる。クイズ番組等で、「正解はCMの後で……」という“じらし”パターンがあるが、それと同じ心理状態なのである。

 あくまでも広告は「呼び水」であり、そこで商品をアピールして、意味が完結しては誰もクリックしない。何らかのアプローチに惹かれた人達をランディングページに呼び込んだ後で、その商品に対するアプローチを行えば良いのである。全部見せるより、“チラリズム”に人の心は動かされるのだ!

 ただし、このパターンのキャッチコピーを使う場合は、リンク先のランディングページには必ずキャッチコピーの“受け”となる“答え=情報”をしっかりと提供するべきである。例えば「コラーゲンを選ぶ人が犯す3つの間違いとは?」というキャッチコピーを使う場合は、リンク先のランディングページには、その答えである「3つの間違いの説明」を載せるべきである。当然、その「3つの間違いの説明」をした後に、「そこでオススメなのは……」と、その問題や欲求を解決する方法として、自社商品の提案につなげていくのである。

 クリック率だけは先ほど話した「特定のターゲットのみを狙ったキャッチコピー」よりも「続きが気になるようじらしたキャッチコピー」の方が高い。ただし、コンバージョン率は「特定のターゲットのみを狙ったキャッチコピー」の方が高くなる。勝ち組通販会社はこのバランスを見ながら、広告原稿を精査し、【A/Bテスト】を実施しているのだ。

裏側の仕掛けその③:モデルやタレントよりもシンプルに「商品」の写真に!

 キャッチコピーの次にクリック率に影響する要素は写真である。この写真の優劣によって、クリック率になんと時には最大“1.5~2倍”の差が出てくる。

 ネット広告でクリック率が高い写真は「商品の写真」である! モデルやタレントよりも、シンプルに商品の写真を広告原稿に載せた方が高いレスポンスを獲得できるのである。

 好感度の高いモデルやタレントを載せると効果が高くなると思われがちだが、これまであらゆるクライアントで写真の【A/Bテスト】をした結果、クリック率でも、それ以上にコンバージョン率でも、モデルやタレントの写真の方が商品写真よりも効果が良くなる結果になることはなかった。