クリック率を高めるために
ではクリック率の高いキャッチコピーとはどういうものか? 広告を無視しながら「情報」のみを求めているネットのお客様にクリックしてもらうためには、ズバリ「情報っぽく」キャッチコピーを書くことである。
お客様はネットを使って「面白い情報」や「悩みを解決する情報」や「欲求を満たす情報」を探している。そういう人たちに一番効果的なキャッチコピーは「情報っぽい」キャッチコピーである。
ネットのお客様は情報を求めていろんなランディングページにアクセスをするし、リサーチをしている。だからこそ、ネットのお客様が求めている情報っぽいコンテンツにして、広告を表示するのである。お客様が広告だとはあまり意識せず、媒体社のコンテンツと同化したキャッチコピーを作ることが重要である。
ネット広告でクリック率が高いキャッチコピーは「特定のターゲットのみを狙ったキャッチコピー」である!「○○の方へ」「○○なあなたへ」と“対象とするターゲットが具体的に明記された募集広告のようなキャッチコピー”である。
繰り返すが、ネットでは、あらゆる年齢層あらゆる趣味趣向を持った人が、ピンポイントで自分の探したい情報を探している。だからこそ、ネットユーザーはピンポイントで自分に向けられたメッセージだと感じれば、それは情報に変わる。その先にある答えが気になって、かなりの確率でクリックをしてくれる。
こういうキャッチコピーは、オシャレではないし、万人受けするものでもない。しかし、このようにターゲットが絞り込まれていればいるほど、これにマッチする人間がこの広告を見たら、「まるで自分のことを言われているような錯覚」に陥る。商品のお客様になりえる人は確実に注目してクリックしてくれるため、結果的にクリック率は上がる。
つまりはネット広告では関心のある人だけをランディングページに引き寄せれば良いのだ。「商品のイメージをアピールする」キャッチコピーを作る発想ではなく、「テーマに興味のある人を募集する/呼びかける」という発想でキャッチコピーを作ることで、劇的にクリック率は上がる。
さらにこのキャッチコピーの特徴は、クリックした後のコンバージョン率も同時に劇的に上がることである。キャッチコピーで具体的にターゲットを募集しているため、クリックしてランディングページを訪れる人は商品の申込みをしてくれる可能性も高くなる。クリック率もコンバージョン率も上がる、まさに一石二鳥のテクニックである。
裏側の仕掛けその②:続きが気になるようなじらしたキャッチコピーにする!
もう1つネット広告でクリック率が高いキャッチコピーは「続きが気になるようじらしたキャッチコピー」である!
ネットは、お客様が能動的に使う媒体である。あらゆる媒体のトップページを見てもらえばわかると思うが、編集コンテンツは「見出し」で構成されている。ネットのお客様は興味のある「見出し」をクリックして、そこから詳細な記事(本文)を読むのである。当然ながら「見出し」だけでは内容は分からない。内容が分からないからこそクリックするのだ。
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