歴史上の偉人たちも、みんな悩んで大きくなった

 人は生きていれば、それなりに悩みや試練や困難や障害がつきまとうもので、ときにこれにどう対処したらよいのかわからず、頭を抱えてしまうことも珍しくありません。

 しかしながら、そうした悩みの類を友人に相談してみたところで、その「解決策」を知っていることはあまり多くありません。その友人だって同じような悩みや試練、困難、障害にぶつかり、解決できずにいる“同類”だからです。

 頭を抱えていたのは歴史にその名を刻む世の偉人たちも同じです。我々凡人とは格の違う“雲の上の存在”に見える歴史上の偉人たちも、様々な試練や困難にぶつかり、悩み、苦しみましたが、我々と違うのは、彼らはそれを乗り越えてきた人たちだということです。

 ならば、歴史から学べば、解決の糸口も見えてくるでしょう。

“敵意”は負のスパイラルとなり、自分の首を絞める

 人は生きていればさまざまな悩みに逢着(ほうちゃく)するものですが、その悩みの根源には“人間関係”が多分に含まれているといってよいかもしれません。人間関係さえ円滑であればたいていの悩みは霧散します。

 言い換えれば、それほどに円滑な人間関係の構築は難しい。これを難しくしている原因の根源のひとつに“敵意”があります。

“敵意”が相手との円滑な人間関係を難しくする (写真:PIXTA)