僕は小池氏に、「国と対立するのではなく、Win-Winの関係を築いたらどうか。そのためには、自民党の有力者とつながることが重要だと思う」と話した。

自民党内はアンチ小池で固められている

 小池氏は「ぜひ、会わせてほしい」と言った。しかし、その後、僕が自民党の幹部たちに「誰か、小池氏と会わないか」と話すと、「絶対会わない」と口をそろえた。気持ちは分かるが、東京都と国が対立しても、双方にメリットはない。

 僕は「それでは2年間何もしないのか。もし、2年後の都知事選挙で小池氏が勝利したらどうするのか。その前に、小池氏と会うべきだ」と伝えた。すると、自民党のある実力者は「会うことはあっても、小池氏とは連携しない」と言った。

 基本的に自民党内はアンチ小池で固められている。20年の都知事選に向けて、大きな動きがある可能性があるだろう。引き続き、注視したいと思う。 

田原総一朗著

 84歳になったジャーナリスト・田原総一朗が、人工知能=AIに挑む。

 AIは社会をどう変えるのか/AIは日本人の雇用を奪い、「勝ち組」と「負け組」の格差を拡大させる悪魔の技術なのか/世界の企業はグーグルの下請けになるのか/日本の産業を「小作人」化の悪夢からどう救うか/銀行のビジネスモデルは崩壊寸前?/中国の「情報独占」の恐怖……などの疑問を、世界最先端の研究者たちに真正面から問う。

 グーグル=グレッグ・コラード、プリファード・ネットワークス=西川徹、トヨタ・リサーチ・インスティチュート=ジェームス・カフナー、東京大学=松尾豊、ドワンゴ人工知能研究所=山川宏、経済産業省=柳瀬唯夫ら世界を代表する面々が総登場する、驚異の一冊!