自民党総裁選に出馬の石破茂氏(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

 9月に控える自民党総裁選(9月7日告示、20日投開票)に向けた動きが活発化している。

 今回の総裁選は、結局、安倍晋三首相と石破茂氏との一騎打ちとなった。8月26日、僕が司会を務める「激論! クロスファイア」(BS朝日)で石破氏にインタビューをしたとき、1つ興味深い話があった。

 石破氏は、立候補を表明したときに「正直、公正」というキャッチフレーズを掲げていた。すると、自民党の安倍支持者から「これは個人攻撃である」との反発の声が続出。参院幹事長で竹下派の吉田博美氏も「相手への個人的なことでの攻撃は非常に嫌悪感がある」と痛烈に批判した。これでは石破氏を支持できない、と言い始めたのである。

 強い反発を受けた石破氏は、その後、一時的に「正直、公正を使わない」と封印する意思を示した。しかし、さらにその3日後、石破氏は一転、「正直、公正」を変えないと言い出した。

 僕は、こんなものは個人攻撃でも何でもないと思う。石破氏はキャッチフレーズを変える必要など全くない。