今一度真実を検証するべきでないか

 そもそも、日本は原爆を落とされなくても、鈴木首相はポツダム宣言を受け入れるつもりだった。キッシンジャー氏の言うとおりならば、米国はそもそも、広島や長崎に原爆を落とす必要などなかったのである。この点を見据えると、歴史の見方が大分変わる。

 最も大きな問題は、米国政府が自国民に嘘をついているという点だ。「原爆投下は日本国民の犠牲を最小限に留めるためだ」と言いながらも、実際の意図は異なる。米国は正しい歴史教育をすべきではないかと思う。

 原爆投下から73年の月日が経った。なぜこんなことが起こったのか。このような悲惨な歴史が繰り返されないよう、今一度真実を検証するべきではないだろうか。

田原総一朗著

 84歳になったジャーナリスト・田原総一朗が、人工知能=AIに挑む。

 AIは社会をどう変えるのか/AIは日本人の雇用を奪い、「勝ち組」と「負け組」の格差を拡大させる悪魔の技術なのか/世界の企業はグーグルの下請けになるのか/日本の産業を「小作人」化の悪夢からどう救うか/銀行のビジネスモデルは崩壊寸前?/中国の「情報独占」の恐怖……などの疑問を、世界最先端の研究者たちに真正面から問う。

 グーグル=グレッグ・コラード、プリファード・ネットワークス=西川徹、トヨタ・リサーチ・インスティチュート=ジェームス・カフナー、東京大学=松尾豊、ドワンゴ人工知能研究所=山川宏、経済産業省=柳瀬唯夫ら世界を代表する面々が総登場する、驚異の一冊!