経済問題に全く踏み込まなかった

 今、新潟県の最大の問題は、経済の落ち込みである。僕はここ3年ほど、新潟県で開催されるシンポジウムに参加しているが、どうすれば経済を活性化できるかがずっと議論の焦点となってきた。

 ところが、野党が推薦した池田候補に駆けつけた応援は、皆、森友・加計学園問題等の安倍政権批判と原発反対を繰り返していた。池田候補自身も、経済問題に全く踏み込まなかった。

 新潟県の経済が悪化しているところに、モリカケ問題をアピールしても、県民には全く響かない。この点が、野党の作戦が失敗したところだと思う。

 ただ、先にも述べたように、与党が勝ったといっても辛勝である。「新潟知事選で勝ったから安倍内閣は安泰だ」と威張れるわけではない。今回の新潟知事選挙では、自民党は辛勝だったのを忘れてはならないだろう。