疑惑に対し、二階幹事長は何も語らなかった

 その上で、「このままでは、日本政府は世界各国からの信頼を失ってしまう」と訴えた。二階氏は、何も言わなかった。二階氏は、おそらく安倍首相にこの話を伝えるだろうが、多くを期待できない気がしている。

 この状況で安倍首相が強行突破し、総裁選にも参戦するようなことになれば、あまりにも理不尽な話である。長い間政界を見てきたが、こんな事態は今まで一度もなかった。僕は、この状況に非常に腹を立てている。

 僕は、近いうちに安倍首相に直接会い、加計学園問題について真相を語り責任をとるべきではないかと伝えたいと考えている。そんな矢先、財務省は5月23日、森友学園への国有地売却に関する決裁文書の改ざん問題を巡り、「廃棄した」としていた学園側との交渉記録を国会に提出。国会答弁と辻つまを合わせるため、交渉記録を廃棄したことも明らかにした――。今後の動向をさらに注視したい。