自民党改革のカギは小泉進次郎氏にある

 自民党内のほとんどが安倍首相のイエスマンになっているが、一部には批判できる議員も存在する。例えば石破茂氏だ。

 5月13日、僕が司会を務めるテレビ番組「激論!クロスファイア」(BS朝日)に出演してもらったが、彼は番組内で安倍首相に対して強く批判していた。それでも、イエスマンで占められる自民党内にはなかなか響かない。

 石破氏は、次の総裁選に出馬するだろう。その時、党内に支持が広まるかどうかは、小泉進次郞氏の動向にかかっていると思う。今、自民党内で最も国民の信頼が厚い人物は、小泉氏だからだ。彼は今のところ沈黙しているが、総裁選が近づく頃にどのような発言をするのか。そこが大きなポイントになる。

 もし、小泉氏が「石破氏を支持する」と言えば、党内の空気は大きく変わる。小泉氏は、2012年の時点で石破支持を表明していた。おそらく今も変わらないだろう。

 国民の信頼が厚く、党内でも存在感を増している小泉氏は、次々に問題が明るみに出る自民党、あるいは安倍首相に対してもっと批判をしてもいいのではないかと思う。

 小泉氏は37歳とまだ若いが、将来は彼の時代になる。その時、小泉氏は自民党をどう変えていくのか。一連の不祥事から、安倍政権や自民党に対する批判のみならず、民主主義が大きく揺らいでいるという声が強まっている。自民党が変わるには、若手議員、特に小泉氏のような支持の厚い議員がカギになる。僕はここに期待している。