クリコ:Yさんに火傷をさせるわけにはいかないので、ココはわたしが入れますね。
(と、パン粉を付けたトンカツ用シート肉を油にそうっと投入)

編集Y:おおおお! ザ・揚げ物、って感じ! でも、案外静かなものですね。

クリコ:揚げ物は、水分があるものを入れるとバチバチバチっと音がします。これはもともと火が通っているので、それほど音はしません。

編集Y:うわあ、うまそうな色になってきた! マヨネーズの香りもする!

クリコ:熱い油をスプーンですくってかけると、火の通りが良くなります。

編集Y:なるほど、なるほど!

クリコ:きれいな揚げ色がついたらOKです。では、油切りにとってください。

助っ人F:うわー、きれいな色に揚がった! ちょっとだけ、さっき崩れたところが凹んでしまいましたね。

自分で作った“トンカツ”はかわいく見える

編集Y:ほんとだ…でも、自分で作ったせいか、かわいいぜ!

助っ人F:Yさん、はじめての自作トンカツ!

クリコ:では、盛りつけましょう。ソースをかけて、できあがりです。

真ん中が少し陥没しているものの、立派にトンカツ!編集Y氏、はじめてのトンカツ、大成功

助っ人F:おいしそーう♪

編集Y:うわー、うまそー! たのしー!

クリコ:食べてみましょう!

編集Y助っ人F:いただきまーす!

助っ人F:わっ、箸ですっと切れる! やわらかい!

編集Y:歯を使わずに食べてみよう。…おおお、生姜が効いてますね! …おっと。ダメだと思っていても、歯、使ってしまうもんですね。

クリコ:そうなんですよ。歯を使うのが当たり前になっていると、つい使ってしまいますよね。

編集Y:これは、噛む力を失ったら大変だ…。

助っ人F:でも、舌と上あごだけでもつぶせますよ。おいしい♪

編集Y:芋っぽさがイイカンジ。大和芋ですね。…でも、あの失敗が悔しかったな。少し、真ん中が凹んでしまいました。

クリコ:加熱が足りなかったというよりは、肉ダネが若干偏っていたのかもしれません。

編集Y:コレ、変な言い方ですけれど、無理にトンカツらしさや味を追いかけるのではなくて、雰囲気を味わいつつ、食べておいしい、いいバランスになっていると思います。

クリコ:そうそう。分厚い肉の噛み応え、という、トンカツの味そのものを再現するのはどうしても無理なので。見た目のトンカツらしさと、お肉の味を伝えよう、と考えました。

編集Y:これは、やっぱり「希望のごはん」ですよ。こういうのが食べられるなら、人生捨てたもんじゃない! と思えます。